待望の第3部「激闘完結」編いよいよスタート!「坂の上の雲」第10回「旅順総攻撃」NHKオンデマンド見逃し番組に登場

2011年12月10日23時54分ドラマ

2011年12月4日からスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第3部がスタート、第10回放送を終えてオンデマンド配信も行われる。2009年に第一部、2010年に第二部と放送されてきた人気作もいよいよ最終章に突入、11日には第11回「二〇三高地」もテレビ放送となる。

■第10回あらすじ
明治37(1904)年、いよいよ日露戦争開戦を迎える。世界中がロシアが勝利するものと見る中で、日銀副総裁の高橋是清(西田敏行)は日本に融資する相手を見つけるのに困難を極めていた。一方戦地では、満州軍総司令官の大山巌(米倉斉加年)と東郷平八郎(渡哲也)らによる陸海軍協同作戦会議が開かれた。海軍からは、陸軍が旅順港を攻撃してロシア艦隊を撃退するという案が要請された。秋山真之(本木雅弘)は旅順西北に位置する丘陵・二〇三高地を占領してそこに観測点を置いた上でロシア艦隊を砲撃するという作戦を主張。しかし旅順要塞攻略に重点を置く陸軍は、乃木希典(柄本明)率いる第三軍による総攻撃を選択した。

8月19日に第一回旅順総攻撃が始まるが、正面突破を試みるも近代要塞と化した旅順要塞には歯が立たず、6日間で1万6000人の死傷者を出して敗北を喫する。真之は第三軍に直談判しようと激高するが、参謀長の島村(舘ひろし)に冷静になるように説得される。

その頃、好古(阿部寛)は所属する騎馬兵団の敵情捜索でロシア陸軍が兵力を集中させていることを察知、報告した。ロシア軍の兵力は23万、それに対する日本軍は14万と数の上でもかなりの劣勢を強いられる。砲弾不足に悩む日本軍は、遼陽西部戦線では多数の死傷者を出すが、東部戦線では追い込まれた上で決死の覚悟の攻撃に好古の提案による作戦でロシア軍を退却させるまでに至った。しかしながら第三軍は再び旅順総攻撃を行ったものの4900人の死者を出し敗北。そして10月にはバルチック艦隊が出航する。

第10回みどころ
物語は日本史に大きく名を残す日露戦争が舞台となる。当時の日本が海外諸国からどのように見られていたのかが印象的に描かれる。そして軍部における真之の存在も、世界の中の日本にイメージが重なり合う。

番組公式サイトでは11日放送の第11回「二〇三高地」の予告動画に加え、第3部のプレマップ動画2種、第3部予告動画およびWeb限定PR動画なども公開されている。

NHKオンデマンド スペシャルドラマ 坂の上の雲
ムービー|スペシャルドラマ 坂の上の雲(公式サイト)

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