「善徳女王」第31話あらすじ:チルスクの恋とムンノの思惑

2011年12月11日13時55分ドラマ
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トンマンと養母ソファの感動の再会は、ムンノの助けにより実現、正気を取り戻したソファはトンマンの侍女となる!さあ、主要人物が出そろったところで、本格的にトンマンとミシルの本格的な戦いの火ぶたは切って落とされる…YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



トンマンとの感動の再会の後、すっかり正気を取り戻したソファは、トンマンを預かった後、どのように生きてきたかを王と王妃に話す。しかし、ソファの心はなぜか落ち着かない。それは、花郎のトップ国仙ムンノの真意だ。ムンノがなぜピダムを育て、トンマンが王女として登場した後、姿を現したのか、ソファが恐れていることは何かがこの回で明かされる。そして、ムンノのピダムに対するどこか冷たい眼差しの原因もはっきりする。

ムンノがソラボルに現れたことを知ったミシルは、急いで新しい風月主をポジョンに代えるよう命じ、チルスクを花郎の師匠である元上花に就任させ、ムンノの力を押さえ込もうと目論む。しかし、トンマンの養母ソファを想うチルスクはためらっていた。チルスクは気持ちの整理をつけるためソファの元に向かったが、結局、ミシルの申し出を受ける決心をする。この時ソファとの間に一体何があったのか、トンマンとユシンとはまた別の、チルスクのソファへの切ない恋心も見どころのひとつだ。
チルスクが心を寄せるソファは、ピダムがムンノの弟子だと知り、ムンノの話していたある言葉を思い出す。果たしてその言葉とは?これこそがムンノがピダムを育てた理由だった。

そんな中、チルスクの元上花就任式当日、ムンノが現れる!何とも派手な登場シーンをお見逃しなく。ミシルと久々の対面を果たしたムンノは「放浪の旅を終えに戻った」と告げ、自らが風月主の比才(ピジェ)を取り仕切りたいと提案する。

いよいよクローズアップされていくムンノという人物。果たしてこの人物はトンマンの味方となるのか?敵となるのか?この人物からも目が離せない。

さて、ソファを演じた女優、ソ・ヨンヒというかわいい女性だ。フジテレビの韓流αで放送した「タルジャの春」などに出演した女優で、1980生まれのまだ30歳そこそそこの美人女優。彼女の場合、うら若き侍女の時代から演じたので、ドラマの流れと共に年より老けた役になるのは当然だが、しかし、トンマンを演じたイ・ヨウォンも1980年と同い年なのだ。母娘が同じ年ということになる。韓国ドラマにはこういった年齢詐称(?)のキャスティングが多い。ご存じペ・ヨンジュンとチェ・ジウが「冬のソナタ」で高校生役を演じたが、高麗を舞台にしたドラマ「千秋太后」では、「海神-ヘシン」のチェ・シラがヒロインを務めているが、彼女は何と19歳のヒロインから演じる。筆者ははじめこそ多少の違和感を感じたものの、その後は何の抵抗感もなくドラマを視聴できた・これはもちろん俳優たちの確かな演技力のおかげ。 改めて韓国俳優たちの実力の凄さを感じた。

YouTube「善徳女王」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】