「トンイ」第37話あらすじとみどころ:動かぬ証拠の前に、後悔先に立たず…
オクチョン(禧嬪)は、まんまとトンイを罠にハメたと喜んでいたが、実は、36話の宴でのいきさつは、全てトンイが二重に仕掛けた罠だった…トンイは、オクチョンの手の内を読んだ上で、部屋にある仕掛けをして宴に参加していたのだった。「トンイ」第37話、番組サイトでは、前2回のダイジェスト映像と37話の予告動画が公開されている。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)
【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
(c) 2010 MBC謄録類抄の一件に禧嬪が関与していることを立証するために、オクチョンの元を訪ねたトンイ。オクチョンは、トンイには自分を王妃(中殿)の座から引きずり下ろせないとかいかぶっていたが、トンイはみごとオクチョンの罪を実証できるのだった。これは、第10話で、トンイが陰謀にハメられたオクチョンを救った方法だった。果たしてその方法とは?これについては、まるでワイドショーの事件の再現フィルムのような形で明かされるのでお楽しみに。
オクチョンとしては、あの時、トンイを助けていなければ…と、さぞかし、臍を噛むような思いだっただろう。しかし今となっては後の祭り…半狂乱になったオクチョンがトンイに薬瓶を投げつけたとき、オクチョンにとっては間が悪く、トンイにとっては運よく粛宗がやってきた。これまで、粛宗としては、オクチョンの悪の一面を直接は見ていないだけに、悪女の形相で憤怒するオクチョンを目の当たりにしてどれだけ驚いただろうか?粛宗の斬り捨てたような言葉のあと、オクチョンが一人号泣する迫力のシーンをお見逃しなく。
事件の全てを知った粛宗は、関わった南人派の全てを徹底的に調査することを命じた。もちろん、掌楽院副提調オ・テプンやホヤンの家も調べられた。彼らの逮捕を一番喜んだのは、いつも彼らにいびられているファン・ジュシクとヨンダルだった。2人が、上司を突き出すシーンはコメディーを見るように面白い。
粛宗による南人派の処罰が次々と決まり、粛宗は本件にかかわった全員の官位を剥奪し、ある者には打ち首を、またある者には流刑などを言い渡した。しかし、黒幕であるオクチョンの処遇に関しては、粛宗は大いに悩んでいた。彼が、オクチョンの処遇に悩んだのは、何故なのか?そして粛宗は、かつての愛しい女にどんな処罰を与えるのか?
◇NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト
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