【韓国芸能】なぜ高い?韓国俳優の出演料を木村拓哉ら日本俳優と比べると・・・
韓国で激しい論争となっている“俳優たちの高すぎる出演料”について、韓国【SBSニュース】が日本の俳優の出演料と比べて徹底検証している。
どうやら韓国俳優らの急激な出演料の高騰原因は日本の“韓流”にあったらしい。韓流ブームの始まる前、6百~7百万ウォンだったドラマ1話あたりの出演料が、わずか数年で軽く10倍以上に跳ね上がったというのだから、製作側が戸惑うのも無理からぬことかもしれない。
日本で韓ドラにどっぷり漬かっている身としては、聞き捨てならぬこと。もう少し詳しく見てみよう。
*** 以下、記事翻訳 ***
最近タレントのパク・シニャンがドラマ製作社協会から無期限出演停止処置を下された。あるドラマの高すぎる出演料が理由だという。
スターたちの高い出演料論争は昨日、今日のことではない。
2000年代初めには6百~7百万ウォン台だった主要な出演陣たちの出演料が、今では 1億ウォン台まで高くなった。最大の理由は韓流熱風という分析だ。
『冬のソナタ』『パリの恋人』など国内のドラマが海外で人気となり、さまざまな収益が発生した。この過程で、韓流スターが誕生し、彼らの出演料は国内外の活動を通じて自然に出演料が高くなった。
ドラマ製作会社側が、雨後の竹の子状態でできたこともまた原因のひとつに指摘されている。製作会社側がほんの少しの編成でも、猫も杓子も“韓流スターを使う”ことに熱をあげ、出演料を上げるしかない状況だったと説明している。
[SBS ドラマ企画責任PD: (Q.トップスターたちの高い出演料の問題点は?) 現在は (製作コストの) 60%、70~80%にまでなる場合がある。出演料を多く支給しすぎて、製作コストに穴があいた部分を外部で製作支援してもらうとか、 PPL(間接広告) 費用でまかなってつじつまを合わせているのだ]
一方日本の場合は、主要出演陣の出演料を製作コストの 20~30%の水準に止めていることが知られている。
日本の国民的俳優である、木村拓哉のドラマ1話あたりの出演料は韓国ウォンで 5千2百万ウォン水準である。
[SBS ドラマ企画責任 PD: (Q.日本の出演料の支給い形態は?) 日本の俳優たちは企画製作会社(プロダクション)や劇団に属していて、月給制で (出演料を) 受ける場合が多いようだ。露出の多い人はもう少し多く受けとり、仕事がない人でも最小限の生活できるように….]
こんな中、我が国でも主要出演陣の出演料が1回当り 1千 5百万ウォンを超えないようにする出演料上限制が議論されている。
クォン・サンウ、コ・ヒョンジョンらがこの流れに賛同することをを宣言した。
◆ 韓国スターらの出演料、日本より高い理由は?