「坂の上の雲」本放送は12・25最終回!クライマックスへ至る第12回「敵艦見ゆ」オンデマンド配信-NHK

2011年12月25日03時00分ドラマ

12月18日放送のスペシャルドラマ「坂の上の雲」第12回「敵艦見ゆ」がオンデマンド配信に登場、25日放送の最終回「日本海海戦」に至るまでの劇的な展開が描かれる。第12回では日露大戦中最後の会戦となる奉天会戦を中心に物語が進む。日本軍を勝利に導く海軍の英断と、それを支えた陸軍の熾烈な戦いが壮大なスケールで描き出される。

■第12回あらすじ
二〇三高地の攻略に成功したことで考慮の憂いを断つことに成功した連合艦隊には、いよいよ世界に名を轟かすバルチック艦隊との決戦が控えている。明治天皇(尾上菊之助)に謁見して戦況を報告する東郷(渡哲也)はバルチック艦隊との戦いに勝利すると宣言して周囲を驚かせた。一方東郷に同行していた真之(本木雅弘)は久々に東京・青山の自宅に戻って家族や懐かしい人々との再会に喜ぶ。
一方、戦地では奉天(現在の中国・瀋陽)で大会戦となっていた。クロパトキン率いるロシア軍との戦いは戦線100キロ、ロシア軍兵32万に対し日本軍25万という史上稀に見る大規模なものとなっていた。好古(阿部寛)は鉄道破壊の命を受けて奉天北方へ騎兵団3千を率いて移動する。これを大部隊と誤認したロシア側は全軍を奉天から退却させてしまい、一応の勝利とはなったが日露戦争を完全勝利に至らしめるものではなかった。決戦の場は、いよいよ海戦に持ち越されることとなる。
バルチック艦隊がシンガポール沖に到達したことを掴んだ日本軍だったが、予想される対馬経由と太平洋経由の2つに軍艦を分けて待機する程の余力は無かった。真之は対馬海峡ルートを想定して計画を立案する。しかしながら対馬にロシア艦隊は依然として姿を見せない。真之は艦隊移動を東郷に進言するが、東郷は「敵は対馬に来る」と断言。それを受けて移動を保留していた翌日、「敵艦見ゆ」の知らせが届く。ついに、日本海海戦が幕を開ける。

第12回みどころ
今回一番のみどころは、何といっても奉天会戦での日ロ軍激戦のシーンだろう。実はこのロケ、日本軍側は北海道で、ロシア軍側はラトビアで撮影されたものをVFX合成したものである。1万キロの距離を経て、目の前には敵がいないという状況でも迫真のロケが行われた。また、ロシア軍側の撮影時期は3月であったことから雪が無く、映像での雪は全て人工のものを降らせての撮影だったという。こうした事情を知ってから見ると、その編集技術にも改めて驚嘆するだろう。

25日(日)よる7時30分からは、第3部までの長きに渡って続いた全ての最終回の放送を迎え、番組サイトにて予告動画が配信されている。オンデマンドの番組ページでは約30秒のお試し視聴が可能。本編視聴料は1話210円(税込)、視聴期間は購入後1日0時間。他にもお得な見逃し番組見放題パック(月額945円・税込)プランもある。


NHKオンデマンド|スペシャルドラマ「坂の上の雲」第11回 二〇三高地
NHK|スペシャルドラマ 坂の上の雲

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