人間の弱さと強さ、愛と野望、裏切りと許しを描いた韓国ドラマの王道ストーリー「いばらの鳥」が、25日（水）、TBS韓流☆セレクトでついに最終回を迎える…最後に、ヒロインをみまもりつづけた二人の素敵な男性キャストでドラマを振り返ろう！ツタヤ韓流通信「いばらの鳥」ページで予告動画が、韓国公式サイトでは全話分の予告動画が無料で視聴できる。（■役名、★演じた俳優、●子役）

■役名：イ・ヨンジョ
映画制作プロデューサー、驚くべき集中力と冷徹な決断力、どんな状況でも引き受けたことをキチンとやり遂げる冷静さを持っている。
財閥家の息子ではあるが、妾の子ということで数々の不運を味わう。お金のために人生が狂ってしまった母親と腹違いの兄に対する憐憫と愛情で苦しんでいる間、愛するユギョンまでお金のために自分を誘惑したということを知って絶望する。
苦難の時期を共に耐えるジョンウンと長い間信頼関係を気づきながら愛をはぐくむ。一つずつ明かされる衝撃的な秘密。胸が裂けるような怒りと苦痛の中でも最後まで愛と義理を守る。

★チュ・サンウク（1978年7月18日生、180㎝、Ａ型）
99年に青少年向けドラマ「君の夢を広げろ」（EBS）でデビュー。07年に「エアシティ」（SBS）に出演して注目された。「チュンジャさん家はお祭り騒ぎ」（08年MBC）、「アクシデント・カップル」（09年KBS）、「パラダイス牧場」（09年SBS）などでタイプの異なる御曹司を好演。歴史ドラマっ「善徳女王」では“善徳F4”として人気を博した。
しかし、これまでの役どころはどうにも損な役回りが多かったようだったが、「ジャイアント」（10年SBS）での悪役ながら魅力的なキャラクターと、本作で演じたヨンジョの純粋でヒロインを大きな懐で包み込む優しさは、彼の代表作となるにふさわしい役どころだ。

●子役：イ・ミノ（1993年6月28日生）
デビューは1998年SBSのシチュエーションコメディー「順風産婦人科」。現代劇では「江南ママの教育戦争」「千回のキス」。歴史ドラマでは、「九尾狐(クミホ)伝」「ときめき☆成均館スキャンダル」「階伯（ケベク）」など、話題作に多数出演。


■役名：チェ・ガンウ
ヨンジョの友人で、映画監督。オーディションに来たジョンウンを気にいり、誠心誠意を尽くすがくだらないケンカ別れをしてしまう。数ヶ月後偶然会ったジョンウンが、その間未婚の母となったことを知り、一度は背を向けるが、仕事をしているジョンウンを見るたびに哀れに思う。
愛想なくふるまうように見えても、人知れず支える。長い間無名女優としてジョンウンがスターへの階段を上っていく様子を喜びながら見守る。
しかし、そんなジョンウンは親友・ヨンジョを愛していることを知りショックを受ける。
★ソ・ドヨン（1981年4月14日生、187㎝、Ａ型）

日本では、2006年の「春のワルツ」のチェハでブレイク。モデル出身だけあって、スタイリッシュであの長い手足はとても同じ東洋人とは思えない素敵さ。しかし、「春のワルツ」の前年には、歴史ドラマ「海神」でヒロインを守る用心棒役で、見事な殺陣も披露している。そのほかにも、「止められない結婚」「チング～愛と友情の絆～」などに出演。
本作のガンウ役では、ジョンウンに見向きもしてもらえず、さらに愛する女性は親友のヨンジョと愛し合っていると知り、ショックを受ける。韓ドラの四角関係では、かなわぬ愛とわかった時点で、男性も女性も悪役に転じることが多いが、本作のガンウはどこまでも優しい。主役ではないが、かなわぬ愛に身を焦がし、すべての元凶は自分の父親にあると知り苦悩するガンウを品よく演じている。主役ではなく、結果的にはフラれる役どころではあるが、ドヨン王子にはふさわしいピッタリなピュアな役どころだった。

TBS☆韓流セレクトで放送している「いばらの鳥」の最終回は、25日朝10時5分から。感動の最終回をお見逃しのないように。

■作品紹介
・韓国放送：2011年
・放送局：KBS
・話数：全20話
・演出：キム・ジョンチャン
・脚本：イ・ソニ
・キャスト：チュ・サンウク、ハン・ヘジン、キム・ミンジョン、ソ・ドヨン

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