「善徳女王」第36あらすじ:ミシルの狙いはユシン、トンマンの失恋とピダムの失望
死闘の末勝ち取った風月主だったが、ミシルは、伽耶の流民たちをユシンの一族の土地に無償で住まわせたことが、新羅への反逆の意思として、風月主の決定は先送りとなる…「善徳女王」第36話は、自分が選んだ覇道のため、最も信頼する部下であり、最愛のユシンを手放さなければならなくなったトンマンの嘆きが一番の見どころとなっている。(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
ミシルは、ユシンに反逆の意志でないことを示すため、ソルォンはユシンに復耶会のボス(F4のウォルヤのこと)の首を持って来ることを命じた。もちろん、そんな非人道的なことをユシンがするはずもない。こうしてユシンを困らせて彼をミシル陣営に取り込もうとしたのだ。
これまで女性としてのユシンへの想いを封印してきたトンマンだったが、ユシンを失うかもしれないという事態に取り乱したトンマンは、伽耶族の首領の処罰をユシンに命じる。もちろんユシンが受け入れないことを知った上でのことだ。36話の見どころは、ユシンの苦悩の場面だ。
36話の中盤でトンマンとユシンが話し合うシーンがあるので決して見逃すことのないように!
トンマンが初めてユシンへの熱い思いを泣きじゃくりながら打ち明けたのは、なんとピダムだった。なぜかトンマンはいつも彼の前では素の自分が出せる。このシーンでは二つの悲しい恋が描かれている。トンマンのユシンへの深い想い。ピダムのトンマンへ走り出した激しい恋。
さあ、ユシンはどうするのか?そして、そんなユシンを見てムンノは、彼こそ三韓統一の夢をかなえる人物だと確信する。
しかし、これに黙っていられないのがピダムだ。愛するトンマンも、師匠ムンノの信頼までもユシンに向けられることに我慢がならなかった。ピダムは、せめて幼いころから自分のものだと言われた書だけでもムンノから奪い取ろうと考えた。この三韓地勢は三韓統一を果たすため必要な高句麗や百済の地理と情報が記してある大切な本だったのだ。この本を取り戻すため、ピダムは幼いころ何十人もの人を殺してしまったのだ。
さあ、ピダムはどうするのか?いよいよピダムが動き出す。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
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