9日、「太祖王建」第一章開始!新羅の衰退から後三国時代の幕開けまで!予告動画とメッセージ動画公開-BS朝日
9日(木)、韓国で視聴率60.2%で、韓国歴代ドラマ視聴率第2位の大ヒットを博した「太祖王建」が、BS朝日にていよいよ放送開始、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
オリジナルの話数で全200話の大長編の本作は、8つの章からなり、その第一章となる第1話から40話くらいまでは、新羅の衰退から後三国の幕開けまでを描いていく。
5日(日)には、「放送直前スペシャル」が放送されたが、見逃したかたは、ナビコンの韓流コーナー韓ドラここが知りたいの「ドラマの年表:統一新羅~高麗時代」や「豆知識:新羅王国」と、以下に、第一章の舞台背景やあらすじをまとめているので、参考にどうぞ。
■第一章「後三国時代の幕開け」(第1~31話)
物語の始まりは、896年。真聖(チンソン)女王の治世のころ。この人物は、韓半島の有史以来3人しかいない女帝の最後の一人。(ドラマの年表で確認しよう⇒ドラマの年表:統一新羅~高麗時代。一人目はドラマ「善徳女王」の主人公の新羅第27代の善徳女王、二人目は28代の真徳女王。そして3人目がこの真聖女王。奇しくも新羅時代に3人の女帝がそろって登場している。
当時は、新羅が高句麗、百済を統一した676年から200年以上の時が経ち、栄華を誇った新羅の勢力は衰退していた。そもそも建国当時から新羅の王権はそれほど強いものではなく、貴族による和白という評議会にかけて合議で政治を行っていた。この評議会は、ドラマ「善徳女王」でも何度も登場する。こうした背景の中、王の支配を地方にまで行き届かせるため、23代王の法興は、律令の頒布と仏教を公認し、次の真興王の時代には、花郎制度を整備し王権を強めて来た。ところが、厳しい身分制度(骨品制度)のために才能があっても高い位に就けない貴族や地方豪族の間に不満が強まっていた。彼らは、王家とは別に貴族は独自に勢力を保持するようになり、王族の間にも王位争いが続き、新羅はひどく乱れ、中央政府を無視した独自勢力が各地に乱立する戦国時代の様相を呈していた。
そんな中、農民出身で西南海で軍功を立てて頭角を現したキョンフォンは、百済の領土だった土地に後百済を建国する。一方、かつて高句麗だった地では僧侶出身のクンイェ(キム・ヨンチョル扮)がその独特の威厳と影響力を武器に民衆の心を掴み、勢力を強めていました。しかし、クンイェは次第に権力に固執するようになり暴君としての振る舞いが目立つようになる。それを見かねた王建(ワンゴン、チェ・スジョン扮/子役:オ・ヒョンチョル)はついに袂を分かち、自ら王となって新国家、高麗を建国するのだった。ワンゴンは亡国に対しても和合唱を唱え、新羅との合併を果たし、キョンフォン率いる後百済との長い戦いにも勝利して半島再統一の偉業を成し遂げるのだった。
ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)
【「太祖王建」を2倍楽しむ】
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。