ユンソンの復讐のやり方を生ぬるいと業を煮やすジンピョに対して、「本当の父親ならこんなやり方をさせないはず」と言い返したユンソンに、次なるターゲットをユンソンが先に見つければ、彼のやり方を認めるとジンピョ。はたしてユンソンは先に見つけることができるのか？また、これまでのところラブラインの少ないドラマ展開だったが、これからはラブラインも動きだし、ユンソンとナナとの間に、ヨンジュ（イ・ジュニク）と大統領の娘ダヘ（KARAク・ハラ）が大きく絡んでくる。特に、ク・ハラの天真爛漫なお嬢様ぶりが何とも愛らしい。番組サイトでは予告動画が、作品公式サイトには人物相関図などが公開されている。

■第5話「母のいない2人」
幸せそうでない母を目にし荒れるユンソンだが、母のいないナナは彼の気持ちを察し、明るく励ます。
一方、ユンソンのおかげでイ・ギョンワンを逮捕できた検察だが、キム・ヨンジュは、検察の権威にかけて“シティーハンター”を捕まえろと、上司から命じられる。
ある日、ナナの家が競売で落札され、落ち込む彼女を励まそうとするも、どうにもうまくいかない。かえってナナを怒らせてばかりのユンソン。そんな中、ナナはソ・ヨンハク大統領候補の警護を担当することになる。彼は国防長官出身で、彼こそがユンソンとジンピョが復讐を狙う「5人会」の次なるターゲットだった。ユンソンもジンピョもソ大統領候補を疑い調査を始めるが、ジンピョは、護送中のイ・ギョンワンを襲い強硬手段にうってでる。何とかユンソンが先にターゲットを特定して復讐を開始しなけれが、ジンピョがターゲットの命を狙う…ユンソンは決死の覚悟でジンピョを止める。

■第6話「助けてくれたひと」
ソ・ヨンハク大統領候補は、家族と一緒に結婚記念パーティーをレストランで行う。もちろん警護にはナナがついた。ジュンピョはこれを好機とソ候補の狙撃を計画。ユンソンがなんとかこれを阻止し、警護中のナナをかばって姿を消す。作戦に失敗したジンピョは、警察に取り囲まれるが、これを颯爽と現れたユンソンが助ける。ユンソンの伸ばした手につかまるジンピョ。ユンソンはこの後、養父であるジンピョに、自分のやり方で復讐することを認めさせる。
頬のかすり傷程度で助かったナナは、自分を助けて去った男が気になる。ユンソンは、ナナがヨンジュと仲良く話している姿を見ると、気になって仕方がない。メラメラと嫉妬心が沸きあがる。そんなユンソンは一方で、ソ候補への復讐を果たすため、彼の悪行を探り出そうとしていた。

■第7話「ワケありの同居生活」
「5人会」のメンバーは、シティーハンターの正体を探っていた。ソ候補の秘書がナナとユンソンが一緒に帰宅したのを目撃し、ナナの部屋に忍び込む。そして、彼女がジョンシクの資料を集めてファイリングしているのを見つけナナを狙うが、ユンソンがこれをこっそり撃退する。そしてナナを守るべく、外で徹夜で見張りをするユンソン。そんなユンソンを知らないナナは、自分の家がユンソンに買われたことを知り逆上！金で人を弄ぶなと怒りをぶつける。助けるつもりがナナに一蹴され、ユンソンもつい冷たい態度に。どうにか彼女をそのまま家に住まわせてやろうと画策しするが、ナナは家を飛び出してしまう。彼女の身を案じるユンソンはあることを思いつく。
そんな中、大統領府でハッキング事件が発生。一方、ヨンジュはソ候補狙撃事件とシティーハンターの関連性を疑い始める。

■第8話「四角関係の誤解」
ユンソンは、飼い犬のウンチをだしにナナを家に戻すことに成功し、同居することに成功する。これでナナの傍で彼女を守ることができる。
一方、ヨンハクの悪事を探っていたユンソンやジンピョは、彼の息子たちの兵役不正忌避を突き止める。ハッキングの罪で拘置所に入れられた同僚のギジュンの話から、ソ候補にはもっと大きな問題があることを突き止める。ユンソンはソ候補の収賄の証拠を掴むため、取引されるホテルに張り込む。だが、ひょんなことからセヒと遭遇し、ホテルの一室に一緒にいるところをナナとヨンジュに見られてしまう。セヒはヨンジュの元妻で獣医。以前男性に絡まれているところをユンソンが助けて知り合いになっていた。果たして二人はホテルの一室で何をしていたのか…？ユンソンはナナに理由を話すが、ナナはユンソンがセヒのことを好きだと勝手に思い込んでしまう。
ヨンジュはソ候補狙撃事件の犯人としてジンピョを疑う。

今回は、ドラマのもう一つのストーリーとなるナナの出自についても少しずつ明らかになる。特にナナの両親を死に追いやった事故については要チェックだ。

原作の「シティーハンター」の主人公はとんでもなくプレイボーイだったが、イ・ミンホ演じるもう一人のシティーハンターは何とも純粋な青年。第1話こそプレイボーイぶりを発揮したが、それ以降は、ナナしか眼中にないようだ。バスの中で、居眠りしたふりをしてナナの肩を借りるちょっぴりずるいユンソン。母のことで落ち込む彼の肩を抱くナナの腕を思わず避ける初心さ。ナナの身を案じ外で一晩中彼女を見守る優しさ。“花男”とはまた違うイ・ミンホの魅力満載の本作で、今やイ・ミンホの人気は急上昇！先ごろフランスのDMS（Dramas Mangas Sensei）で行われた韓国の最高のドラマと演技者を決める人気投票で、33のドラマの中で「シティーハンター」が24.75％の支持率で1位に、32人の男性俳優の中でイ・ミンホが26.71％と圧倒的な得票率で1位になった。あのイ・ビョンホンやヒョンビンを抑えての快挙だ。

ところで、「作品紹介」の欄に全20話と紹介しているが、日本でのDVD発売および韓流αでの放送は、できるだけ原作をカットすることのないように、全26話に再編集して放送。ナビコンの「シティーハンター」を2倍楽しむでは、これにならって26話で紹介しているのでご了承を。
「シティーハンター in Seoul」公式サイト
フジ韓流α「シティーハンター in Seoul」

　【「ｼﾃｨｰﾊﾝﾀｰ in Seoul」を2倍楽しむ】
※フジ韓流αのドラマをまとめて紹介⇒【韓流αのドラマたち】