「善徳女王」第38話あらすじ:花郎ピダム 穀物買占めの貴族の狙いは?
「善徳女王」第38話は、ムンノと師弟対決をしたピダムだったが、ヨムジョンにムンノを殺され、死の直前やっと師ムンノと心が通い合う…ピダムは復讐するためヨムジョンの元へと向かう。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
ムンノの遺言通り花郎となったピダムは、ムンノの仇討ちをしようと、裏切り者ヨムジョンの賭博場へ。ピダムの剣幕に怯えながらもヨムジョンは、自分を生かし、チュンチュを王に擁立しようとピダムに持ちかける。どうも、この男は信用できない。しかしピダムは、彼の言った「ムンノを死に至らしめたのはピダムだ」という一言がどうにも心にひかっかり、始末することが出来ない。そして、ピダムはどうしたわけか、このヨムジョンに生涯振り回されることになる。
ヨムジョンが推戴しようとしているチュンチュといえば、大切な“三韓地勢”の本を折り紙にして遊ぶというなんとも奇妙な青年だ。反面並外れた記憶力の持ち主で、実につかみ所のない人物として描かれている。師匠の遺言どおり、トンマンを助けるため花郎になったピダムは、チュンチュの教育係としてこのチュンチュとコンビを組むことになる。“ピダムとチュンチュ”共に一筋縄ではいきそうもない、とらえどころのない二人が今後ドラマの中で重要なキーパーソンとして活躍するので注目しよう。
ところで、チュンチュだが、彼は実在の人物で後の武列王。「眉目秀麗の話上手の好人物」と伝わっている。果たして、今後ドラマではどのように描かれていくのか…。
さて、そんな時、街では日照りの影響で穀物の価格が高騰し民が苦しんでいた。ついには、殺人まで起きてしまう。全ては貴族が穀物を買い占め、自営農家を没落させ土地を得るのが目的だと知ったトンマンは、商いには商いで勝負とばかりに動き出した。
この作戦でもっとも活躍したのはピダムだった。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
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