「善徳女王」第39話あらすじ:トンマン王女の商才、砂漠でとった杵柄と悲しい選択

2012年02月19日09時54分ドラマ
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「善徳女王」第39話は、師ムンノの言葉通り花郎となってトンマンを助ける決心をしたピダム…第39話では、そんなピダムが大活躍する。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



街では日照りの影響で穀物の価格が高騰し民が苦しんでいた。ついには、殺人まで起きてしまった。全ては貴族が穀物を買い占め、自営農家を没落させ土地を得るのが目的だと知ったトンマンは、商いには商いで勝負とばかりに動き出る。

トンマンの採ったのは、皇室の穀物と軍量米を市場に流すことで、価格を下落させ、貴族を追い詰めるという作戦だった。何しろトンマンは、砂漠で過ごした少女時代、各国から集まってくる商人相手に対等に渡り合っていたわけで、宮中で世間知らずの貴族たちの考える商いをつぶすことなんて、赤子の手をひねるより簡単だった。高値で穀物を買った貴族たちは慌てて穀物を売りさばいたが、時すでに遅しで、貴族たちは大損害を被った。

この作戦でもっとも活躍したのはピダムだった。39話では、そんなピダムの得意気な顔や、ミシルに嫌味を言ったり、トンマンとユシンが仲良くしている場面での寂しそうな顔といった、大人になりきれていないピダムがあちらこちらで描かれている。

ともかく、今回はトンマンの大勝利。彼女は儲けたお金で頑丈な農具を作らせ、それを民に与えて自作農を増やそうとした。しかし、貴族たちは自分たちの損失を民からの税で賄おうと、収穫した農作物全てを徴収した。これにたまりかねたセジョンの領地、安康城で農民が暴動を起こす事態がおきてしまった。トンマンは自らが現地に赴き事の収拾にあたる。トンマンは、暴動を起こした村長に、荒地を開墾すれば暴動を起こした罪を免罪し、土地を与えるという約束をする。しかし、これまで取り上げられるばかりの村人農民たちは、トンマンのこの心が理解できないで、返してもらった穀物と農機具を持ち逃げしてしまうのだった。

民の裏切りにショックを受けたトンマンは、今後二度とこのようなことを繰り返さないために、自ら悲しい処罰を下すのだった。その処罰とは…。

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