第17話から20話では、母との和解があるものの、母代りともいえるシクチュンアジョシの命が狙われ、愛する人ナナを守るための切ない別れなど、運命に翻弄されるユンソンの悲しい心が描かれている…番組サイトでは予告動画が、作品公式サイトには人物相関図などが公開されている。

※「シティーハンターin Seoul」のオリジナルは20話ですが、日本でのDVD発売および韓流αでの放送は原作をカットすることのないように、全26話に再編集して放送。ナビコンではこれに合わせて26話版であらすじ紹介しているため、内容が多少前後する場合もあります。ご理解ください。

■第17話「憎しみの感情」
ヨンジュはユンソンをシティーハンターだと疑い、執拗に追いかける。そんな中、シクチュンがとうとうギョンヒの居場所を突き止める。しかし携帯を水に落としたためにユンソンへの連絡ができない。「息子は生きている」と伝言を残しそのまま戻るシクチュン。ところが、帰路、ユンソンの目の前でシクチュンがひき逃げ事故に遭う。事故が大学の理事長でヨンジュの父、キム・ジョンシクの仕業と思い込んだユンソンは怒りを抑えきれない。ジョンシクへの次なる復讐が決まった。ヨンジュの検事賞授賞式の会場で、10年前のひき逃げ事故の真実を暴露したジョンシクの映像を流す。混乱する会場からジョンシクが逃げ出す。ユンソンが追いつくが、ジョンシクは歩道橋へと逃げる。その時ユンソンから奪った不正の証拠資料をばらまいてしまう。資料をつかみ取ろうとしたジョンシクは誤って歩道橋から飛び出してしまう。かろうじて手すりに摑まるものの、とても一人では這い上がって来れそうもない。ユンソンの脳裏に激しい憎しみの感情が湧いた。助けることを戸惑うユンソン。正気に戻ったユンソンが手を伸ばした時…。その現場を追いついたヨンジュンが目撃する。

■第18話「母子の再会」
ヨンジュンは、シティーハンターが父ジョンシクを歩道橋から落としたと勘違いし、改めてシティーハンター逮捕への執念を燃やす。
シクチュンから母ギョンヒの居場所を聞いたユンソンは、母のいるポタ寺を訪ねていく。母子はようやく再会を果たし、これまで捨てられたと思いこみ、恨んでいたことを詫びる。
一方、財閥グループの会長チョン・ジェマンは1983年のテロについて触れ、シティーハンターの行動はその復讐だと公表する。4人目の標的が決まった！ジェマンだ。彼が5人会の1人と知ったジンピョは投資家として彼に接触する。
ジェマンはシティーハンターの次なる標的になることを恐れ、国家情報院の文書担当者に賄賂を渡し、事件の記録が残る極秘文書を入手し、1983年の抹殺計画を隠蔽するため焼却する。さらに、事件を嗅ぎ付けたヨンジュを自殺に見せかけて殺害することを命令する。

■第19話「愛してると言えず…」
意識を失うヨンジュを間一髪のところで助け出すユンソン。目覚めたヨンジュは、自分を襲ったのはジェマンの部下だと知る。
その頃、ジェマンはシティーハンターの侵入した形跡があると通報を受けるが、極秘文書は自らの手で焼却したので余裕。しかし、焼却したのはコピーで、原本はすでにジンピョが入手していた。
ユンソンは明日の命もわからない身で人を愛せるのかというジンピョの言葉に心が揺れる。ギョンヒからナナに渡すよう指輪をもらうが、復讐を終えるまではそれもできない。
偽名で入院させている母ギョンヒの骨髄移植手術の日が近づいた。ユンソンがドナーとなるのだが、そこでユンソンは、ジェマンが経営するヘウォン・ケミカルの大勢の従業員が白血病で入院している事実を知る。手術の後、ユンソンは工場へ向かう。工場では従業員らが労災認定を求める運動を行っている。ユンソンは、こっそり忍び込むと労災認定に必要な使用薬品のサンプルを盗み出す。しかし、逃げる際に毒ガスを吸ってしまう。朦朧となりながらもやっと帰宅したユンソンを、ヨンジュが待っていた。

■第20話「別れの決意」
見舞いにきたナナに、自分を好きかと冗談まじりに問われ、お前を好きだとは言ってやれないとはね返すユンソン。ヨンジュが自分の正体を突き止めたことを察したユンソンは、今後の覚悟を決めてナナを訪ね、俺を手放してくれと別れを告げる。ユンソンとの別れを受け入れようとしないナナ。ユンソンはそのままナナを残して去っていく。突然のことにショックを受けるナナだが、ユンソンのつらさを思い、ナナは彼を忘れる決意をする。
そんな折、ユンソンは、ジェマンの命を受けた部下が、ヘウォン・ケミカルの労災対策委員長らに暴行を加え、無理やり労災認定を放棄する覚書にサインさせている現場を目撃する。暴行するジェマンの部下たちを蹴散らしユンソンは、その覚書を奪い取っていく。

「シティーハンター in Seoul」公式サイト
フジ韓流α「シティーハンター in Seoul」

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