愛と憎しみの狭間で…愛しき人の失踪「ジャイアント」第33-36話あらすじと見どころ動画-BSフジ
ガンモとソンモの復讐劇に、父テソプを襲ったのがガンモだと思い込んだジョンヨンのガンモへの新たな復讐劇が加わり、複雑になっていくドラマの展開…また、敵対する相手とは知らず、深まるミヌとミジュとの愛!ますます面白くなるドラマ「ジャイアント」の第33話~36話のあらすじと見どころを紹介。「ジャイアント」は、BSフジにて毎週月~金の昼13時5分から放送、番組サイトには名場面の画像がフラッシュ映像で公開されているので、チェックしてみよう。作品公式サイトでは、感動の予告動画や相関図が公開されている。
■第33話あらすじ
ガンモを利用して先に万宝建設をつぶしておいて、後で乗っ取るという作戦をミヌに指示したピリョン。ミヌはガンモに出土品のことを伝え、ジョンヨンを潰そうと考える。ガンモは悩むが、「あんたを無一文にしてやる!漢江建設を徹底的につぶす!」というジョンヨンの差し金で銀行の融資が受けられなくなり、出土の事実を公表。万宝建設の建設工事が中断されたのと同時に、漢江建設のマンション分譲は順調に進む。一方、ジョンヨンは株主やマンション購入者たちから責められ四面楚歌の状況に陥る。ジョンヨンを心配したガンモは「ピリョンが裏で糸を引いてミヌが万宝建設を奪おうとしている」と忠告するが、相手にされない。
そんな折、ユ・ギョンオク社長に看護師からテソプが声を発したとの連絡が入る。ジョンシク母子の不穏な動きを察ししたユ社長はすぐに病院に向かうが、すでにテソプは何者かに連れ去られた後だった。はたしてテソプを連れ出したのは…。
一方、ミジュを父に紹介し二人の交際を認められたつもりのミヌは、会社も恋も思い通りになり有頂天に。ピリョンは、吐き気をもよおすミジュを見て、一目で妊娠と見抜きある行動に出る。
そして、ピリョンは秘密裏に資金調達し、政治家としての地位固めに動き出した。これに築いたソンモとガンモの見事な連携プレイで、ミヌの隙をつき彼の秘密資金を巧妙な手口で奪取することに成功する。
(c)SBS■第34話あらすじ
テソプが移送先から何者かに連れ去られ、ナムスクもジョンヨンもそれぞれ行方を捜すが居所はわからない。その頃テソプは新たな療養先でリハビリに励んでいた。
秘密資金を引き出しに銀行に行ったミヌはガンモが資金を奪ったと知り、内部に裏切り者がいると疑う。ピリョンはソンモを疑う。そしてピリョンが仕掛けた罠でソンモは窮地に陥るが、ソンモの部下チャンソンの機転で危機を脱する。しかし一度芽生えたソンモへの疑惑は簡単には消し去れない。ピリョンはミジュの妊娠に気づき、ミヌに内緒で交際相手を処理するようソンモに指示する。ソンモはミヌの相手がミジュだと知って愕然とする。憤ったガンモはピリョンが父の仇であることをぶちまけ、ミジュは泣く泣くミヌに別れの手紙を書く。
ピリョンはペッパとの酒席で、ミンに和解を申し出る。そこにガンモが登場。ガンモがいつの間にか、自分と対等に戦えるだけの人脈を作りつつあることに驚くピリョン。そんなピリョンにガンモは、その資金がピリョンから巻き上げた政治資金だと明かし、「あなたの薄汚い権力の前で、俺は正々堂々とできる」と言い放つ。
一方、ピリョンは、ソンモにミジュの中絶手術を指示する。ピリョンの思惑は別にしても、敵の孫をミジュに産ませることができないと、ソンモとガンモはミジュに中絶を言い渡し、ミジュはガンモと病院を訪ねるが…。
ミヌを許せないソンモは、ミヌを呼び出し…。
■第35話あらすじ
中絶手術の寸前で病院を抜け出したミジュは兄たちの前から姿を消す。ミヌは方々捜し回るがミジュの行方はわからず自暴自棄になる。その頃、テソプの名前でジョンヨンやピリョンに手紙が届き、手紙の指示通り万宝建設の株主総会はいったん延期になる。ピリョンはテソプの手紙を筆跡鑑定させるかたわら、万宝建設の工事再開を阻む。その頃になってやっとジョンヨンは、自分を邪魔しているのがピリョンだと気づくのだった。テソプをかくまっていたのはガンモだった。ガンモは、つらいリハビリに耐えられないテソプに檄を飛ばし励ましながら見守る。テソプへの復讐心とは別のところで、父替わりでもあったテソプとは正々堂々と渡り合いたいと思うガンモ。そんな複雑な思いが、兄ソンモにテソプのことを打ち明けられない理由だ。
一方、ミジュを守ってやれなかったことを悔やむミヌは、強くなってミヌを迎えることを心に誓う。その頃ミジュは、亡くなったホン会長夫人の元に身を寄せていた。
株主総会に向けて、ユ・ギョンオク社長とジョンヨンの間である計画が秘密裏に進められる。株主総会の日、ジョンシクは念願の会長に任命されて意気揚々と就任の挨拶をする。ところが、そこにジョンヨンに支えられたテソプが現れ、ナムスクが遺言状を改ざんしたと告発。ナムスクはその場にくずれおちる。
(c)SBS■第36話あらすじ
ジョンヨンは私文書偽造と詐欺容疑で収監されたナムスクを警察に訪ねて、父からの離婚届を突きつける。テソプが株主総会に現れたことで、ミヌは再び万宝建設の会長になるべく動き出す。しかし、その姿はこれまでのミヌとは違った。父に対抗出来る力をつけてミジュを取り戻すと心に誓ったミヌは、もはや父の操り人形ではなかった。
テソプはアメリカで治療を続けることになり、ガンモが自分を助けてくれた事実をジョンヨンに伝え渡米の前にガンモに会いたいと言う。ジョンヨンは自分が誤解していたことを悟り、これまでのガンモへの仕打ちを後悔し涙を流す。テソプは渡米の前に、あるメモをガンモに渡す。そのメモには、「両水里 公園墓地 イ・デス」とある。果たしてこのメモが示す意味は?
ミヌは万宝建設を奪うため着々と裏で動いていた。ガンモはそれを阻止しようとするが、不渡りが出てしまい防ぐことができなくなる。ガンモの胸を打つ助言で会長の座を潔くミヌに明け渡し、会社から追われたジョンヨンは母とは知らぬまま、ユ社長の助けで金融業界に足を踏み入れる。
本作では、復讐をテーマに様々な愛が描かれている。家族愛、男女の愛、恩師との愛、そして男の友情!ガンモとソテの友情は全編で見どころたっぷり。特に33話では、自らの手で愛するジョンヨンを破滅に追いやるガンモを慮って、これまで散々ガンモを困らせたソテが「手を汚す仕事は俺にさせろ。俺はお前のためなら死ねる」という言葉が吐く。最高の見どころをお見逃しなく。
また、このあたりから、テソプに対する復讐心が、ソンモとガンモとの間で微妙なずれを生む。
さらに、演技派が大挙出演するドラマの中で、31話以降、ガンモへの愛と復讐、そして誤解が解けた後の複雑な心の変化を見事な演技力とファッションで表現するジョンヨン役のパク・ジニの女優魂にも注目したい。
また、相変わらずカリスマ演技の中で数々の名言を吐くガンモだが、36話で酔ったガンモに助言するガンモの言葉が素晴らしい。すべての悩める人に聞かせたい。「奪われるんじゃなく、握らせてやるんだ。…」続きは、ドラマで確認されたい。
「ジャイアント」は、1月12日(月)より毎週月~金の昼13時5分から、BSフジにて吹替え版で放送中。
DVDは2012年1月18日より、ポニーキャニオンから発売。DVDレンタルは昨年12月21日から始めている。
BSフジの番組サイトでは名場面の画像がフラッシュ映像で公開されている。予告動画は、Ponycanyon「ジャイアント」公式サイトで。
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BSフジ「ジャイアント」番組ページ
【「ジャイアント」を2倍楽しむ】
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■作品紹介
・制作:SBS、2010年
・話数:全60話
・脚本:チャン・ヨンチョル(『大祚榮』)
・演出:ユ・インシク(『外科医ポン・ダルヒ』)
・出演:イ・ボムス、チュ・サンウク、パク・ジニ、ファン・ジョンウム
(C)SBS
■「ジャイアント DVD-BOX①」
・発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン
・販売元:ポニーキャニオン
・価格:19,950(税込)
・発売日:2012年1月18日
※DVDレンタルは12月21日よりスタート