第4話までで、それぞれの人物像や置かれている立場ももはっきりしてきたドラマの中で、いよいよケインとチノのロマンスが動き出す。ゲイだと信じ、それでもチノに惹かれるケイン。自分をゲイだと信じ全幅の信頼で甘えるケインに惹かれるチノ。切ないラブラインが静かに進行する中で、二人の数々のコミカルなシーンが笑わせてくれる。…韓国MBC公式サイトでは全話の予告動画が、韓流☆セレクト番組サイトでは人物相関図が公開されている。

■第5話：“いい女になるぞ！”プロジェクト
酔ってうるんだ目で、「私を女にして…」と迫るケイン。一瞬どきりとするチノだが、ケインはチャンニョルを見返すために「どうしたらいい女になれるのか？どうすれば女らしくなれるのか」の指南を頼んだのだ。いよいよプロジェクトが始動！チノの指導下、厳しい修行が始まる。しかし、チノと一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、ケインはチノを頼りにするようになる。さらに、自分の母親を名前で呼ぶほど母と仲の良いチノを見て、自分にはなぜか全く母の記憶がないということを悲しくチノに打ち明ける。チノもまた、自分をゲイだと信じ全てを開けっぴろげにさらすケインを優しく慰めるのだった。いよいよプロジェクトの結果をお披露目する機会がやってきた。チノは、建築家が集まるパーティーにケインをエスコート。チノのお見立てで美しく変身したケインを見てチャンニョルは激しく動揺する。またその場に、チノに一途な幼馴染のヘミが登場し、中身はまったく変わっていないケインが事態をややこしくする。

■第6話：甘い、あま～い共同生活
ヘミの登場で、華麗な登場は台無しになってしまったケイン。おまけにケインのそそっかしさはそのままで、とうとうチノにあるものまで買いに行かせる始末。はたしてそのあるものとは？
美しく変身したケインをみて、チャンニョルは、ケインがまだ自分に未練があると勘違いし、ケインにアプローチするがケインは彼をはねつける。
チノの優しさは、まだ続く。帰宅後、生理痛に苦しむケインを見て、パソコンで痛みを和らげる方法を調べたり、実家まで鎮痛剤を取りに行ったり、揚句にはケインのお腹をさすって痛み止めのおまじないまで…。さて、生理痛でチノの優しさをもっと知ったケインだが、彼女に一世一代のチャンスがやってくる。チェ館長から美術館の休憩室に置く家具の注文を受ける。
一方、チノが再起をかけるコンペの参加資格が変更される。その変更内容では、チノたちのような弱小事務所はコンペに参加できなくなる。しかしこれはチャンニョルの父で未来建設のハン会長の差し金だった。

■第7話：えっ！みんなでカミングアウト？
コンペへの参加ができなくなったチノは酔って荒れる。そんなチノを慰めるちに、ケインは思わずキスをする。静かな優しいキスだった。ところが翌朝正気に戻った二人は、何もなかった風を装う。チノをすっかり頼りにするケインだが、チノもまたケインに惹かれ始め、このままの関係を続けることが苦痛になってきた。そこで“いい女になるぞ！”プロジェクトの仕上げとして、チノとのデートで卒業試験ををすることになる。しかし、チャンニョルから泣きつかれたケインは、チャンニョルの妻のふりをして彼の実母に会う方を選んでしまう。不機嫌なまま夜のドライブに出かけようとするチノについて出たケインは、元はチノの父親の会社だった未来建設を、部下だったチャンニョルの父のハン会長が奪ったという話を聞く。チノとチャンニョルの因縁を知り、心を痛めるケインだった。
コンペのことで落ち込むチノに更なる災難が…。後日、美術館にチェ館長を訪ねたチノは、館長からとんでもない告白をされる。なんと館長は男のチノに惹かれているという。この言葉に、館長がゲイだと悟ったチノは、この後チャンニョルの前で自分もゲイだと宣言してしまう。そしてチノを嘲笑うチャンニョルをケインが平手打ちする。

■第8話：ケインのリベンジ作戦
チェ館長の計らいで、もう一度コンペに参加できることになったチノ。館長に感謝を伝えるが、気持ちには答えられないと告げる。
同じころ、今度はケインにピンチが。ケインが著名な建築家のパク教授の娘だと知ったチャンニョルの父ハン会長が、息子とやり直してほしいと頼み込みに来たのだ。さらにチャンニョルまでもケインに復縁を迫る。身勝手な父子の態度についにケインの堪忍袋の緒が切れた！チャンニョルへの復讐を宣言する。しかし、チノはそんなケインに「僕の母に似ている君に、そんなことはできない」という。それでもあきらめないケインに、結局はチノが折れ、復讐計画を手伝うことになる。その計画とは、”セクシーに変身してチャンニョルをその気にさせ、今度はこちらから捨てる”という計画だ。ただし、この計画は、チノの「THE END！」の一言で終わる約束で…。早速実践練習に出る二人。恋人をよそってデートの練習をする二人の前に、チノの元恋人が現れる。
復讐計画の実行は思った以上に早くやってきた。数日後、ケインは材木問屋でケガを負ってしまう。それを聞いたチノは大急ぎで駆けつけるが、そこにはすでに心配顔のチャンニョルがいた。

今回紹介する場面では、笑えるシーンが満載。第5話では、ケインが美しく変身するが、変身途中の買い物シーンでの傑作なやり取りをお見逃しなく。第6話冒頭では、ケインのためにコンビニへあるものを買いに出かけるチノ。女子高生に冷やかされながら目的のものを購入するチノ。なんだかんだと文句を言いながらも、すっかりケインのペースに巻き込まれるチノの演技が笑える。
さて、第6話で、生理痛に苦しむケインにチノがやるおまじない。これは、韓国に古くから伝わるおまじないで、お腹をさすりながら「オンマ、ソヌン ヤックソニダ～」とやる。直訳すると「ママの手はお薬の手～」となり、日本でいうところの「痛いのイタイの飛んで行け！！」というおまじないに相当。
また、「個人の趣向」には、大物俳優のカメオ出演も見どころの一つだが、第8話では、チノの元恋人が登場する。演じたのはユン・ウネ！ほんの一瞬の登場ながら、「宮～Love in Palace」「コーヒープリンス1号店」「お嬢さまをお願い！」など、数々のロマンチックコメディーをヒットさせた女優の貫録で、その存在感は十分！今後も、カメオ情報も紹介していくのでお楽しみに。

イ・ミンホ演じる“悩める美男”にノックアウト必至のロマンチックラブコメディ「個人の趣向」は、2月22日（水）より、月曜日～金曜日まで朝10時5分よりTBS韓流☆セレクトにて放送。毎回の予告動画は韓国の公式サイトで、相関図は韓流☆セレクトの番組サイトで視聴できる。

■作品紹介
・制作：MBC、2010年
・話数：全16話
・キャスト：パク・ケイン…ソン・イェジン、チョン・チノ…イ・ミンホ
　　　　　　ハン・チャン二ョル…キム・ジソク、キム・イ二…ワン・ジヘ
　　　　　　キム・テフン…イム・スロン（2AM）　ほか
・制作：チョ・ユンジョン
・原作：「個人の趣向」
・脚本：イ・セイン、キム・ヒジュ
・演出：ソン・ヒョンソク、ノ・ジョンチャン

■DVD情報
・BOXⅠ：第1～8話（4枚、各2話）
　特典映像、スペシャルブック
・BOXⅡ：第9～16話（4枚、各2話）
　特典映像、スペシャルブック
・価格：各15,960円
・発行・販売：NHKエンタープライズ

TBS韓流☆セレクト「個人の趣向」番組サイト
韓国MBC[個人の趣向」公式サイト

　「個人の趣向」を2倍楽しむ

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