BS11「朱蒙」第17話、18話あらすじ:皇太子への道、第1ステージ“塩の山”はチュモンに<ネタバレ>
“塩”は空気や水とともに、人類が生き ていくために欠かせない大切な物質!ことに日本より寒いと言われる韓国のドラマでは、暖をとるための“綿”とキムチづくりにも欠かせない“塩”を扱うシーンが多い…「朱蒙」でも、“プヨ国の皇太子選び”の第1ステージとなっているのが、この“塩”だ。果たしてチュモンは塩を手に入れることができるのか?第17話と18話のあらすじと見どころを紹介。「朱蒙」オフィシャルサイトでは予告動画が視聴できる。
「朱蒙」は、映画並みのスケールと費用をかけ、そのクオリティーの高さで他のドラマを圧倒した歴史大作。【「朱蒙」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どころ、豆知識などドラマの魅力をたっぷりご紹介。
■キャスト
チュモン(朱蒙)役:ソン・イルグク
ソソノ役:ハン・ヘジン
テソ役:キム・スンス
クムワ役:チョン・グァンリョル
ユファ役:オ・ヨンス
ヘモス役:ホ・ジュノ
王妃役:キョン・ミリ
ヨミウル役:チン・ヒギョン
モパルモ役:イ・ゲイン
プヨン役:イム・ソヨン
ヨンポ役:ウォン・ギジュン
ウテ役:チョン・ホビン
サヨン役:ペ・スビン
オイ役:ヨ・ホミン
マリ役:アン・ジョンフン
ヒョッポ役:イム・デホ
ほか
■第17話あらすじ
チュモンは宿に侵入した盗賊を撃退し、ソソノを守るが、襲った盗賊の頭ペマンがソソノを恨んでいるという事実に驚く。ぺマンはもとはヘンイン国の元将軍だったが、ヨンタバル商団との武器取引の際、代価を着服しようとしたところをソソノに阻まれたのだ。ぺマンはこれを今でも逆恨みし、ソソノに報復しようとしていたのだ。今では盗賊に身をやつしたもののもとは一国の将軍。とても勝ち目はないとソソノは撤収を決定する。しかし、チュモンは塩の大量入手を実現しない限り、プヨの未来はないと、コサン行きをあきらめらない。結局、解決策を見つけるから二日だけ猶予をくれとソソノに掛け合い、マリたちを連れて盗賊の砦へ向かう。
チュモンは、わざと敵に捕まり、隙を見て頭の寝首をかこうという計画を立てる。しかし折悪く、プヨから奴隷を買いにきたトチの手下ハンダンが現れ失敗に終わる。結局チュモンたちは監獄に入れられてしまう。
その頃、プヨ国では、ヒョント城の太守ヤンジョンに難題を突き付けられ、クムワ王が頭を悩ませていた。その難題とは、辺境を荒らすセイナンイ族との戦を控えている漢の皇帝がプヨに兵1万の援軍を要請してきたのだ。それを断れば両国の関係悪化は必至。テソ、ヨンポは妥協の道を探るが、クムワは依然として強気!これを拒否して全面戦争をも辞さぬ勢い。その頃には、ヨミウルの進言を完全に無視し、神殿との亀裂も決定的となってしまう。
一方、チュモンたちが盗賊にとらわれていることを知ったソソノは、自ら敵陣である砦に乗り込む!はたして彼女に勝算はあるのか?
■第18話あらすじ
武力では敵わないと知ったソソノは、商人としてぺマンに交渉を持ちかける。自分たちの目的が“コサン国の塩の山”であることを話し、塩の山を見つけることができればぺマンも大もうけができると持ちかけたのだ。案の定ペマンはソソノの話に乗り、チュモンたちを解放した上に、コサンまで商団を護衛してくれることになる。
その頃、プヨ宮殿では、チュモンが盗賊に捕まったという知らせが入り、ユファもプヨンからその知らせを聞く。ヨンタバルはウテを派遣し、様子を見に行かせるが、チュモンとソソノは無事にコサンへと向かっていた。
宝の山を抱えるコサンは目を覆いたくなるほどの貧しい国だった。民はせっかくの塩の山の恩恵にあずかっていなかった。チュモンたちは塩の山に到着するが、ここで巫女チュユソンに捕らえられてしまう。
その頃プヨ国の巫女ヨミウルは危機感を覚えていた。完全にクムワ王と対立した現状を何とかしようと、ユファに面会する。今のクムワに意見ができるのはユファしかないと睨み、クムワが漢に従うよう説得して欲しいと頼むが、ユファはこれを拒絶。いよいよクムワは、塩を確保するため、オクチョへの出兵を決意する。
その頃コサンでは、ソソノがコサン国のチュユソンから塩の山についての真実を知らされていた。以前、コサンがソンビ族の侵入を受けたとき、ハベク族の助けで窮地を脱したことがあった。チュユソンはそのことを深く恩義に感じ、塩の山をハベク族に捧げることを決意したのだという。ハベク族とは、チュモンの母・ユファの一族。彼女の父はハベク族の族長だった。チュモンの出自を知ったチュユソンは、コサン国の塩の山をチュモンに捧げる。クムワがまさにオクチョに出兵しようとしたとの時、チュモンとソソノは宝の山“塩の山”を手にしてプヨに帰国した。チュモンの大手柄にテソとヨンポは動揺する。
■見どころ
ドラマといえば、「主人公がか弱いヒロインを助ける」というのが定番だが、ドラマ「朱蒙」の前半はなかなかそうはいかない。今回もソソノに助けられるチュモン。成長したとはいえ、いまだにどこか頼りない感を残すチュモン。しかし、このあたりが、骨太の歴史ドラマでありながら、女性ファンの母性本能をくすぐるのかもしれない。逞しいヒロイン・ソソノ嬢を演じているハン・ヘジンだが、彼女がどこまでも気の良い女性を演じ、最後に幸せを手に入れるドラマ「いばらの鳥」が人気だ。相手役は、「ジャイアント」「善徳女王」のチュ・サンウクと、「春のワルツ」「海神」のソ・ドヨン。ライバルは、「ニューハート」キム・ミンジョン。
【作品詳細】【「朱蒙」を2倍楽しむ】
◇BS11「朱蒙」番組サイト
2023年10月12日スタート 月~金14:29-15:30
◇「朱蒙」DVD公式サイト
◇YouTube「予告動画」