「善徳女王」第42話あらすじ:眠れる獅子を起こしたピダム、ミシルの野望
「善徳女王」第42話では、チュンチュが突如、王の前に現れ、ポリャンと婚礼を挙げたと発表する。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
チュンチュはあのミシルをまんまとはめてやったと得意満面だが、ミシルをよく知るトンマンは不安だった。そこで、もし失敗したら、自分が手を差し伸べるからその手をつかむよう、チュンチュに頼む。
一方、ピダムを連れて“オジ山”を散策するミシルは、東屋で昔話を始める。王妃になるという夢が、しがない夢だったとつぶやくミシル。
ピダムは、母ミシルの若かった頃の思い出話を聞き、至極ご機嫌。ミシルもまた傾国之色(国を傾けるほどの美女)という自分の若い頃のあだ名まで教える大サービス。このときばかりは仲の良い母と息子だ。しかし、真興王のつけたこのあだ名は、「ミシルの色欲がいつか新羅を滅亡に導くと」いう警告で、事実、ミシルは己の色香で何度も王妃の座を狙っては失敗を繰り返して来た。しかし、今自らが女王の座に就くことを誓ったミシルにとって、王妃の座はかつてピダムにいわれたとおりみすぼらしい夢でしかなかった。
ミシルがピダムを捨てたのは、真智王に捨てられ、ピダムに利用価値がなくなったから。いや、次の獲物を見つけるために邪魔になったから。しかし、自らが女王になることを誓った今となっては、ピダムを捨てる理由はどこにもなかった。それどころか、どの子よりも自分に似ているピダムという奇妙な青年が、実のところ可愛くて仕方がなかったのかもしれない。
ご機嫌なミシルを前にしてピダムもまたトンマンへの想いを語った。そして、ペラペラとトンマンの“三国統一”の夢を聞かせてしまったのだ。これがくすぶっていたミシルの野望に火をつけた。ついにミシルが蘇った!
42話のラストでトンマンがミシルを訪ねる。ミシルはそこでトンマンにある宣言するのだった。その宣言とは?
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】