16日金曜ロードショーは、全世界で問題になった衝撃SF映画「第9地区」を地上派初放送!予告動画公開中

2012年03月16日13時56分映画

「第9地区」は地球人と異星人との共同居住地区で起きた愛と友情の人間ドラマ!今夜16日の金曜ロードショーは、当時3千万ドルという低予算で制作された作品ながら、独創的なストーリーで「第82回アカデミー賞」の作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされた話題作!番組サイトには予告動画が公開されている。

「第9地区」は2009年の作品で、公開第1週で全米一位の人気を博した。日本では2010年4月に公開された。同映画がこれほどまでに人気を博したのは、もちろん独創的なストーリーやリアルな映像の素晴らしさにもあるが、実は、本作が、南アフリカ共和国でかつて行われた、アパルトヘイト時代のケープタウン第6地区からの強制移住政策を題材にしているところにある。映画はこれを皮肉ったストーリーになっているのだ。

ある日、突然南アフリカ、ヨハネスブルグの上空に巨大な宇宙船が現れた。アフリカ政府は突然やってきたエイリアンを「難民」として彼らを「第9地区」と呼ばれる仮設住宅に住まわせる。そして28年…。この間、言葉も通じないエイリアンたちの人権は守られることはなかった。「第9地区」は次第にスラム化し、同じくスラムに住むナイジェリア移民との摩擦も絶えず、また窃盗などの犯罪も横行。エイリアンの管理を任された民間企業・MNUは、これ以上都市部の近くに住まわせておくわけにはいかないと、エイリアンの強制移住計画を実行に移すことにする。この計画のリーダーを任されたのは、平凡なサラリーマンのヴィカス(シャルト・コプリー)。彼の任務は、「第9地区」のすべての家を訪ねて行って、移住の承認のサインをもらって回ること。仕事としてはごく単純な簡単なものだと思われたが…。

物語はこの後、ヴィカスが「第9地区」のある家で黒い液体を浴び、エイリアン化してしまう。MNUからは実験台として扱われ、彼は元の体を取り戻すために、クリストファー・ジョンソン(ジェイソン・コープ)と名乗るエイリアンとともに動き出す。ヴィカスは愛する妻に再び会うため、クリストファーは大切な息子と故郷に戻るため。勝ち目のない闘いに身を投じる2人は、果たして、本当に大切なものを守ることができるのか?

全世界に問題定義した映画「第9地区」は、今日16日(金)夜9時から日本テレビの「金曜ロードショー」で地上波初放送する。予告動画は、番組サイトの「予告をチェック!!」から視聴できる。

日テレ「金曜ロードショー|第9地区」

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