「善徳女王」第44話あらすじ:ミシル、狙うは玉座、新たな戦いの勃発

2012年03月25日12時43分ドラマ
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貴族勢力を分裂させるため和白(ファベク)会議に租税改革案を提出し、さらに、会議を満場一致制から多数決制に変えることを提案したトンマン…「善徳女王」第44話では、改革案を提出したトンマンの真意が明らかになる。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



トンマンのファベク会議を満場一致制から多数決制に変える改革案は、予想通り否決となった。しかしそれはどんな良案も満場一致制では通らないことを見せつけ、ファベク会議の無用性を示すためのトンマンの策であった。もう一つの狙いは租税改革案にあった。これは大貴族、つまり租税改革案で損をするのはミシル一族だけで、そのほかの貴族にとっては得をする改革案だったのだ。詳しくは、前回のあらすじ紹介で解説している。さっそく効果が現れ、貴族の中にもトンマンを支持する動きが出てくる。ピルタンの父チュジンらも同意を示すが、チュジンはセジョンとも結びついていた。

そんな中ミシルは王位につこうと策を講じていく。まずはピダムの隔離だ。ヨムジョンにピダムを連れて2日間ソラボルを離れるよう指示する。続いては、チョンミョン王女の義弟・ヨンチュンをファベク会議に参加できないよう計らい、残りの8人の大等でトンマンを政務から退かせる案件を決議させようと企む。そのためにどんな手を使うのか、ドラマで確認しよう。

翌日、ミシルはトンマンの政務停止を案件とした緊急ファベク会議を招集。狙い通りソヒョンとヨンチュンは定刻に現れない。二人抜きの大等8人で決議しようとするセジョンたち。ひと足遅れで到着したソヒョンたちを兵士が取り囲み、列仙閣に入れない。これを知ったユシンはどうするのか?この後ユシンたちが起こす行動こそが、ミシルの真の企みだった。

さあ、43話、44話と頭脳戦で楽しんだドラマが、44話のラストからにわかに殺気立った!ミシルが今回の企みでピダムを隔離したのはなぜだろうか?そこには、ピダムを巻き込みたくないという母心もあるだろうが、この企みには、ピダムの物事の裏の裏まで読む機転が邪魔で、純粋なユシンの真っ正直さが必要だったのだ。トンマンが、初めてピダムとユシンを駒として使ったあの大芝居を、ミシルもそのまま使おうとしたのだ。

YouTube「善徳女王」予告動画

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