クンイェ、弥勒から人間へ…大東方国の夢!「太祖王建」第41-45話あらすじと予告動画

2012年03月31日11時55分ドラマ
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ワンゴンの活躍も見られ、ドラマはどんどん面白くなってきたが、同時に新たな人物の登場などで、少々頭が観覧した方には、BS朝日の番組サイトの「動画」に、「太祖王建」の第1章のみどころ、時代背景、登場人物などを分かりやすく解説した動画が公開されているので、どうぞそちらの動画のチェックもお忘れなく。

クンイェ一行は、北原を出発し、溟州(ミョンジュ)に至っていた。ヨンファは宴席でミヒャンの息子がこの溟州にいるという話を持ち出す。ウンブは、息子に会わせてくれと騒ぐミヒャンを部屋に閉じこめるが、誤って床に落とした燭台のろうそくの火が燃え広がり、ミヒャンは炎に包まれてしまう。

■第41話:初夜
炎に包まれたミヒャンを必死で助けようとしたワンゴンだったが、ミヒャンは炎の中で命を落としてしまう。まさにその時、溟州の寺院に預けられていたミヒャンの息子が、連れられて来る。悲しすぎるミヒャンの運命に、クンイェは大きな動揺を覚える。この一件で初めて人間の感情に触れたクンイェは、ついにヨンファと一夜の契りを交わす。
一方、新羅のキム・ヒョジョンに大敗を喫したキョンフォンは、ようやく大耶城からの撤兵を決意し、重い足取りで完山州(ワンサンジュ)へと帰還する。

王建ⓒ2008 KBS All rights reserved■第42話:父の肖像
自らをミヒャンの一件以来、次第に絶対的な弥勒の存在から、一人の人間としての心に目覚め始めたクンイェは、ヨンファに対して愛情が生まれたと、ワンゴンに正直な気持ちを告白する。愛した人の話をこうした形で聞くことになるワンゴンの辛い胸の内を、もちろんクンイェは知らない。
その頃、完山州に戻ったキョンフォンは、再起を誓うとともに、ヌンファンを軍事から遠ざける。一方クンイェは、ホウォルの勧めに従って浮石寺を訪れるが、実父である新羅の景文王(キョンムン)の肖像が法堂に掲げられているのを見て、怒りのあまりその肖像画の胸を剣で刺してしまう。

王建ⓒ2008 KBS All rights reserved■第43話:酒宴
クンイェは新羅を滅ぶべき国と言い捨て、新羅に対する敵愾心を露わにする一方、ワンゴンはクンイェの突き刺した剣を抜き取る。その頃、テジュドグムに片想いしているパク・スリは、彼女の父親であるアジャゲの誕生日の情報を入手し、豪華な贈り物を準備して誕生祝に出向く。そんなパク・スリの行動を誠意と、見た目に反して学識も深い点に、アジャゲ夫妻は心を許し、同じく祝いに訪れたキョンフォンの祝賀使節もそっちのけで酒宴を催し、パク・スリを大いに歓待する。

王建ⓒ2008 KBS All rights reserved■第44話:深夜の散策
ある夜、なかなか寝付けないヨンファは、辺りを散歩。そうするうちにワンゴンと出会ってしまう。そこへ、やはり眠れず散歩に出てきたクンイェが現れるが、居合わせたユ・チョングンの助けでなんとかごまかすことができる。
その頃、後百済では、キョンフォンの側室コビの懐妊が明らかになり、パク氏の怒りはさらに増す。一方、忠州を発って、巡行の旅も終わりに近づくクンイェの前に、二人の人物が現れる。一人は清州のアジテ、もう一人は熊州のイ・チ。アジテはクンイェに、三韓のみならず唐をも支配する大きな構想“大東方国”の夢を力説する。

王建ⓒ2008 KBS All rights reserved■第45話:大東方国
領内巡行の旅を終えて松嶽に戻ったクンイェは、ワンゴンを将軍職から解任し、休息を与える。これに対してワンゴンは、クンイェの「三国統一に向けて何かを準備せよ」という意図だと悟り、熊州から上京してきたイ・チと共に、膠着しつつある戦況の打開策を練り始める。
一方クンイェは、アジテの語った“大東方国”という壮大な夢に大いなる期待を抱き、高麗という名前を捨てるべきだと公言して、彼を松嶽に呼び寄せる。しかし、チョンガンは新たな危機が迫ったと頭を抱える。

ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。

BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)

kandoratop 【「太祖王建」を2倍楽しむ】

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