近鉄花園ラグビー場で開かれている第８８回全国高校ラグビーフットボール大会、第２日の２８日、岐阜代表の関商工は、１回戦で和歌山代表の熊野と対戦し２４－２４で引き分けた。大会規定により、抽選の結果、関商工が２回戦進出となった。1回戦の好カードをハイライト動画でチェックしよう。

関商工は前半、熊野の猛攻にさらされ前半に4トライを奪われ関商工は窮地に立たされた。
関商工のゲームプランは、「相手のスタミナが切れ始める後半に勝負をかける」というもの。その通り、熊野ＦＷの足が止まり始めた前半２７分、関商工は、ゴール前１０メートル右ラックから出たボールを、ＴＢ足立孝祐主将が中央にトライ。さらに、前半終了間際にも、ＦＷ雨池晶平選手がポスト右にトライを決め、徐々に追い上げた。後半に入ってからも１２分、ＦＷ永田耕祐選手が独走しトライを決め、後半２９分にも、ゴール前のラックからＦＷ引田恒輔選手が左サイドをついてトライ。コンバートを狙ったキックが惜しくも左に外れ、同点でノーサイドを迎えた。抽選の結果は関商工が2回戦進出、幸運を味方につけた。

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