前代未聞の2000名公募に新たな敵出現!「イ・サン」第49話見どころ、予告動画と前回ダイジェスト-NHK
サンは朝廷からほかの党派や庶子を締め出している老論派に対抗し、科挙を行って一気に2千人の新たな人材を採用することを決定し、市中に「科挙で2,000名を採用する」という前代未聞の告知を出した…第49話からは、新たなサンの政敵となるチャン・テウも登場、番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と、第49話の予告動画が公開されている。チャン・テウ役を演じるのは、イ・ジェヨン。見事なまでの憎まれ役をじっくりと堪能されたい。
サンの人事政策に反発したチェ・ソクチュら老論派の重臣たちはこぞって辞表を提出し、科挙を取りやめるようサンに迫る。しかしそんなことで動じるようなサンではない。そこでチェ・ソクチュは、チャン・テウなる人物を味方に引き入れることにした。この人物こそが今後サンの行く手も阻む最大の敵となる。
彼は、かつては朝廷の重臣として仕えていたが、貞純大妃(元王妃)との対立によって朝廷を追われていた。しかし、今なおその影響力は大きく、国中の儒学者に多大な影響力を持っている。実際には彼の息のかかった弟子が各地をまとめており、地方の役人も彼らに頭が上がらない状態だった。
王の命令が「鶴の一声」なら、チャン・テウの命令は「神の声」というなんとも不思議な存在だった。
チャン・テウはそんな自分の力を利用して、科挙を取りやめないサンに対して強硬手段にでた。果たしてどんな手段だろう。ドラマで確認しよう。
そのころ、図画署も大騒ぎとなっていた。中殿のヒョイが突然図画署を訪ねてきて、ソンヨンに「サンの側室になって、サンを支えてほしい」と告げたのだ。茶母の自分には考えられない提案に、鳩が豆鉄砲を食らったようなソンヨンの表情をお見逃しなく。
しかし、ヒョイとは別のところでサンのもうひとつの側室選びが進んでいた。その人物とは…?
さて、この後、ソンヨンとのツーショットで対照的なシーンが登場する。
ひとつは、サンとソンヨン。ヒョイから側室への打診があっただけに、なんとなく気恥ずかしいソンヨン。二人でサンの執務室に入り向き合って座る。サンのソンヨンを見つめるとろけそうなまなざし。「女官に言われるとただうるさいと感じる気遣いも、ソンヨンの口を借りるとうれしい」なんて、もはや愛の告白ともとれる言葉をさらりと言ってのけるサン。
一方テスは、ソンヨンに側室の話が持ち上がっていることを聞き、「可能性のない恋をあきらめ、自分を見てほしい」と、告白する。それでもサンにしか向けないソンヨン。テスの切ないまなざし。観ているこちらの胸がつぶれそうだ。先ほどのサンのとろけるまなざしと見比べてみよう。
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NHK総合「イ・サン」番組サイト
【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】
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