峯太郎を指名する患者がやってきた!ドラマ「クレオパトラな女たち」第3話予告動画と前回のあらすじ-日テレ
5月2日、日本テレビ系のドラマ「クレオパトラな女たち」は第3話を放送、未だ美容整形に馴染めない峯太郎を指名する患者が現れ、峯太郎好みの顔に変えて欲しいと言ってきた。その患者・ふゆは双子のなつと同じ顔ながらも正反対の性格ゆえに劣等感を抱き続けており、整形によってそのコンプレックスから抜け出したいというのだった。
■第2話あらすじ
岸峯太郎(佐藤隆太)はまぶたに強力接着剤をつけてしまったと泣き叫ぶ子を連れた母親にクリニック前で出会う。峯太郎は急患としてクリニックに連れてくる。保険診療を行わないことを伝えるまもなく峯太郎は診察を始める。少女は自分の目が一重だということを気にして、隙あらば接着剤で二重にしようとしているのだった。小さい子供への美容整形は危険を伴うため、大人になるまでの手術は出来ないと峯太郎は母子に説得するが、娘からはケチとまで罵られてしまう。挙句、保険外診療で5万もの治療代を請求された母親は激怒する。そこへ訪れた市井睦(稲盛いずみ)は、保険診療を行わないことを説明しなかった峯太郎の過失であるとして、峯太郎が治療代を払うように命じる。多額の借金を抱える峯太郎には手痛い出費だった。
ある日、峯太郎は院長の湯川マリ(余貴美子)から乳房再建手術の助手を命じられる。患者は乳がんで乳房を全摘出した50代の女性の摘出手術だった。クリニックでの乳房再建手術は乳輪や乳首まで形成し、挿入するエキスパンダーも新型で美しいふくらみを再現出来るという細部にまでこだわったものであった。乳房再建は乳がん患者にとっての希望でもあると説明された峯太郎は背筋を正して明日の手術に臨むことを決意する。その帰り、BSCに出入りする血液検査会社の富坂(三浦翔)に誘われ飲みに行っていた。富坂は峯太郎が父親の借金を背負ってBSCに来たことや、裕と同居していることも把握していた。情報収集を第一とする富坂は、峯太郎を仲間と思っているので男同士仲良くしようと告げられる。富坂は看護師の岸谷(北乃きい)が男にだらしない事や院長のマリには売れない音楽家のヒモがいることなどを峯太郎に語った。
手術当日、峯太郎は患者と対面し一日入院が必要になることを説明した。残り少ない人生ながら美しい胸が作られることが嬉しい、好きな人と一緒に温泉にいきたいと希望を語る景子(銀粉蝶)の表情に励まされ、峯太郎は手術の助手として尽力した。そこで経験する内容は大学病院で経験したことのない心配りの行き届いた手術内容だった。峯太郎はその日患者の経過を見るために当直となった。峯太郎は充実した内容に「今日はいい仕事をした」と裕にメールを送る。その語、眠れないと語る景子と峯太郎は雑談を交わす。その中で景子は昔、7歳の子供を捨てて男のもとへ走った過去を告白した。しかしその告白は峯太郎の過去を思い出させた。捨てた息子に会いたいという景子に対し、峯太郎は怒りに任せて自分の過去を語り始めた。がんになってから息子に会いたいと語る景子に対し、自分を捨てた女に会いたいとは思わないと言い放つ。峯太郎の母親は2歳の時に峯太郎を置いて家を出ていた。母親が不在で辛く苦しかった過去を吐き出し、母親を一生許さないし女も信じないと景子に胸のうちを語った。峯太郎が医者になった途端に気の抜けた峯太郎の父親は女にうつつを抜かし借金を抱えてしまったことが、峯太郎の女嫌いに拍車を掛けたことを打ち明ける。外でこのやり取りを聞いていた岸谷は峯太郎と口論になり、誰とも寝ない男も心が貧しいと言ってのける。
翌日、景子は退院していった。前夜の非礼を峯太郎は景子に詫び、タクシーに乗るまで見届けた。その日、裕の母親から荷物が届いていた。心のこもった荷物に、母親とはこういうものなのかと呟く峯太郎に、裕は母親に会わないのかと尋ねる。母親とは会いたくないと断言する峯太郎だが、残された母の写真をつい見てしまうのが何故だか分からないとつぶやく。
<第3話みどころ>
美容整形に否定的な峯太郎がついに主治医として患者を受け持つことになる。本人の希望通りに元の顔とは別人になったふゆだったが、ふゆを取り巻く状況は手術の前と何ら変わらなかったとして峯太郎にとんでもない要求をしてくる。果たして峯太郎はどう対応するか?峯太郎を温かく支える裕、そして何かとコンタクトを取ってくる富坂の存在も物語のアクセントとして見逃せない。
「クレオパトラな女たち」は2日(水)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
クレオパトラな女たち|日本テレビ