新羅に善徳女王誕生!ミシル第2の野望の始まり…「善徳女王」第51話あらすじと予告動画-BSフジ
前回の第50話で、ソルォンに全てを託した後、ミシルは自らの命を絶った!最後を看取ったのはピダム…最後に母子の情愛に訴えようとするピダムを、あざ笑うミシルの潔さにしびれた視聴者も多かったのでは?ミシルの長きにわたった野望が果てたが、51話からは、いよいよミシル第2の野望の始まりでもある。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
ミシルの最期を看取ることのできなかったトンマンは、彼女の死にショックを受けた。しかし自分以上にショックを受けているピダムを不審に思いミシルとの関係を問いただす。涙を流し、ミシルがピダムの母であることを告げたピダム。ここはキム・ナムギルの迫真の演技に涙腺決壊間違いない。トンマンは生後すぐ城外に出された自らの身上と、ピダムの出自を重ね、静かにピダムを抱きしめた。自分を裏切り者として斬り捨てられると思っていたトンマンからの抱擁に、ピダムの心は完全にトンマンでいっぱいになった。
ミシルが自決して全てが終わったはずだったが、ミシルの時代に幕を引かない男が二人いた。チルスクとソクプムだ。二人はミシルから受けた恩義を、トンマン殺害で返そうとした。ソクプムは花郎たちを足止めにし、チルスクは決死の覚悟でひとりトンマン殺害にやってきた。 迎え撃つのはユシンとピダム。不死身のチルスクの強さはすでに実証済み。二人がかりでも倒せない!やっとの思いでチルスクに負わせた致命傷は、果たしてなんだったのか?何ともリアルで、視聴しながら思わず同じところに手を当ててしまうほど。こうした場面が苦手な方は心しておこう。
長年にわたるチルスク、ソファ、トンマンの因縁はやっと終わりを告げる。全ての決着がついたとき、真平王が逝去し、ここにトンマン改め、善徳女王が誕生した。632年のこと。トンマンは、新羅を大きな混乱から守るため、今回の反逆をチルスクとソクプムの乱と公表し、ミシル一派への処罰をせず、新羅のために彼らを生かそうとした。こうして、ミシルの乱は歴史から抹消された。
ついに朝鮮半島初の女帝の誕生だ!即位式の日、王座への階段を踏みしめるトンマンを見つめ、ユシンとピダムはまったく逆の誓いを立てる。次回からはいよいよ、第2部ともいえる新しい展開に入る。さあ、ユシンとピダムは、即位の日に、それぞれどんな誓いを立てるのか?
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】