ユシンのすべてを捧げる忠誠とピダムのすべてを奪う愛「善徳女王」第52話あらすじと予告動画
「善徳女王」ついに朝鮮半島初の女帝の誕生した!即位式の日、トンマンを見つめるユシンはトンマンにすべてを捧げる誓いを、ピダムはトンマンのすべてを奪うことを誓っていた。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
女王となったトンマンはミシルの残党たちを殺さず、ピダムに統制させ、彼に司量部の地位と任務を与えた。司量部とは、全部署の不正を調査する部署。役の大きさもうれしいが、ピダムは何よりトンマンの“直属”ということがうれしかった。しかし彼は、ピダムにミシル一派を統制させるトンマンの真の狙いに気づいていなかった。果たしてトンマンの狙いとは?
国政では、トンマンは、防衛に力を注ぐ前に、民に鉄製農機具を分け与え、最終的にはすべての民に土地を持たせようと考える。土地に愛着を持たせることは、そのまま、国に対する忠誠心が強くなるという狙いだった。
またユシンに対しては復耶会の解散を要求し、伽耶人を新羅の民として受け入れると話す。
時は流れ、ユシンは次々と戦争で手柄をたて上将軍として軍部や民から圧倒的な支持を受けていた。しかしそれはユシンにとってこの上もなく危険なことでもあった。ユシンが力を持つということは、そのまま伽耶系の筆頭としての勢力拡大にもつながるのだ。
ピダムにとってもこれはゆゆしき問題。何しろ彼は、トンマンも新羅も自分のものにしようとしているのだから、ユシンの過ぎた活躍はうれしくない。
そんな時、司量部(王室の監察機関)では、復耶会の存続を知る、ピダムが証拠探しに奮闘。宮殿の各部署に、今も復耶会の密偵がいることを知ったピダムは、女王トンマンにその調査の許可を求める。許可を得たピダムは、ソルチとウォルヤを捕らえ、これを使ってユシンを窮地に追いやろうと考える。ピダムは尋問することなく、復耶会であることをみごとに吐かせる。いったいどんな手を使うのか、ドラマをお見逃しなく。何も知らないユシンは、ウォルヤが捕らえられたことに疑問を覚えピダムを訪ねるが、ピダムはトンマン女王に直接訪ねるよう促す。トンマンは、せっかく伽耶人の差別をなくす律令を出し、優遇してきたのに、まだ復耶会が存続していることを怒り、ユシンにウォルヤと伽耶を捨てろと命じる。
一方、ピダムはウォルヤが復耶会の首領だという証拠をつかみ…。
「善徳女王」は、BSフジにて毎週月曜に夕方6時から、番組サイトには人物相関図が、作品公式サイトでは予告動画が公開されている。テレビ東京での一挙放送は、月~金の毎朝8時25分の韓流プレミアの枠で放送。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】