ユシン、罷免・島流し刑!新勢力、金春秋台頭!「善徳女王」第54話あらすじと予告動画
ユシンの脱走を知ったトンマンは、彼を捨てるしかない状況に追いやられる。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
復耶会とユシンを新羅の敵と宣布しようと決断したその瞬間、逃げたはずのユシンが自ら宮に戻ってきた。
自らトンマンの前に出頭してきたユシンによって、トンマンは彼を捨てずに済んだ。トンマンは、ウォルヤの居所をユシンに問うが、もちろんユシンはそれには答えない。「まったく、ユシンよ!いいかんげんにしろ!」とは、筆者の声だが、トンマンもそう思ったのだろう、とうとうユシンを罷免し島流しの刑に処した。しかし、それはユシンに密かな任務を与えるためでもあった。
ピダムのトンマンへの想いはどんどん深まるが、トンマンの心もピダムへ傾いていた。しかし、トンマンはあえてピダムと距離を置き、ピダム勢力が大きくなりすぎないようにけん制した。チュンチュを内省の長官に昇格させ、今まで女王直属だったピダムの司量部を、内省の管理下に置いた。ピダムは事実上の降格だ。これまでユシンvsピダムの2大勢力だったところに、チュンチュという第3にしてもっとも強力となりそうな勢力をデビューさせた。自分が遠ざけられたことに衝撃を受けたピダムは、トンマンに自分が信じられないのかと問う。そんなピダムに、トンマンは「自分はもう女ではない、自分が女王である限り、誰のものにもならない」と言い放つ。
そのころユシンは、トンマンの命を受けて八良峠(パランチ)に陣を構える百済軍を偵察に行っていたのだ。そこには、百済のケベク将軍がいた。ケベク将軍は百済の英雄で、新羅のユシンとは最大のライバルといわれた実在の人物。(ドラマ「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむを参考に) 百済の兵士に扮して潜り込むハラハラどきどきのシーンをお見逃しなく。ここでユシンは、百済軍がテヤ城攻撃を計画していること、テヤ城に密偵がいて城門を開ける計画を立てているという丸秘情報をつかむ。
この情報を持って逃げようとするユシンだったが…。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】