医療ミス疑いに揺れる医局、すずの入院に紺野は…ドラマ「37歳で医者になった僕」予告動画と前回のあらすじ-KTV
6月5日、フジテレビ系のドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は第9話を放送、伊達の死に佐伯教授(松平健)の医療ミス疑いが持ち上がり、研修医たちは動揺を隠せない。そこに森下(田辺誠一)も関わっていらしい事を紺野は気づく。仕事の事で頭がいっぱいの紺野はすずの体調に気づけず、すずは東央大学病院に入院する。
■第8話あらすじ
紺野はすずと一緒に暮らし始めるようになった。心配する両親をよそにすずは張り切っていた。紺野の弁当を作り、多く作りすぎたからと沢村の弁当まで作る程。その頃下田(八乙女光)は担当患者の伊達(竜雷太)に振り回されていた。伊達は佐伯教授の高校時代の教師で、肺炎の疑いがある糖尿病患者だった。伊達は二言目には佐伯を呼べと言い張り、検査も受けずに周囲に当り散らしていた。
ストレスの溜まった下田は研修医仲間を飲みに誘うが、同居を始めたばかりの紺野を気遣って紺野の家で飲むことになった。すずは料理を振る舞い忙しく立ち働き、充実感を味わっていた。
翌日紺野は下田に付き添い伊達の妻(田島玲子)に話を聞く。伊達は教え子たちの活躍が自慢で東央大学病院を選んだのだが、学部長選を控えた佐伯は伊達に会いに行く余裕がなかった。教授回診の日が来てようやく佐伯は伊達の病室に訪れた。昔を懐かしそうに語り佐伯が医学部に合格した時に自分が言った事を覚えているかと問う伊達に、佐伯は言葉を濁して他の医者たちを困らせないで検査を受けるようにとだけ言って去っていった。下田は伊達のフォローに回るが一向に心を開いてくれる様子がない。そんな時、伊達と下田が二人で階段から転倒してしまうという出来事があった。咳き込む伊達に下田が近寄った際、それを振り払ったために二人は体勢を崩し下田が下敷きになってしまった。
しばらくの間意識を失っていた下田だったが軽い捻挫で済んだ。話を聞いた紺野は伊達に直談判に行く。伊達が大事にしている教え子たちからの古い手紙より、今伊達を心配している下田と向き合うべきだと言い寄った。伊達は下田が担当ならと、ようやく検査を受けることを認めた。伊達の病状は予想以上に悪いものだった。
伊達は検査の後、紺野を呼び出して昔語りを始めた。佐伯はこれまで伊達に手紙で仕事の愚痴や不安を綴っていたという。父親が病に倒れたことをきっかけに医師を志した佐伯に対し、伊達は今の心を忘れるな、と言ったのだった。変わってしまった佐伯、そして自分を淋しく思う伊達だったが、再び激しく咳き込む。そこには血が混じり、伊達は激しく動揺する。伊達の病状は肺真菌症で手術を要するものだった。早く検査が受けていられればそれを食い止めることが出来たはずだと下田は自分に責任を感じ、泊り込みをするのだった。その夜下田は伊達の病室を訪れる。もっと早く検査を受ければよかったと本心を語りはじめた伊達に、下田は励ましの言葉を掛ける。伊達は下田にしがみついて病への、そして死への不安を訴える。まだ死にたくないと泣いてすがる伊達を下田はしっかりと抱きとめ、頑張ると声を掛けるしかなかった。翌日から術前検査を積極的に受けるようになった伊達は、下田たちにすっかり心を開いていた。
ある日中島医局長(鈴木浩介)は佐伯教授に一度伊達に病状を説明しに行ってはどうかと進めるが、それどころではないと取り合わない。それどころか、森下(田辺誠一)に頼んで水面下で事を進めていることを知る。その頃、沢村も伊達の件で森下について問い質していた。森下は沢村の鋭さに舌を巻くのだった。紺野はまだ気づいていないと言う沢村だったが、紺野もまた伊達のカルテを見ながら違和感を感じていた。そしてそれぞれの仕事が終わった帰り道、沢村はすずと出会い一緒にアパートに帰るが、すずが倒れこむのを見てしまう。すぐ紺野に知らせようとするが、すずはそれを必死で押し留める。一方、病棟では伊達の病状が急変し下田も再び駆けつけた。大量の吐血で意識を失う伊達に、新見(斎藤工)が必死で処置を施したものの心肺停止となってしまう。宇宙飛行士になりたかったと笑う伊達を思い出し、下田は悔しさに包まれる。
<第9話みどころ>
恩師の死を前に平静を装う佐伯教授の影で何かが動いていた。学部長選を控えて少しのミスも許されない時期に医局の緊張はピークに高まる。研修医たちはそこで医師たちのもう一つの戦いを知る羽目となる。職場の問題とすずの入院が重なった紺野は、隠されていた事実を前にどう対処するのか。緊張高まる回となる。
「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は5日(火)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトトップページで視聴出来る。
37歳で医者になった僕~研修医純情物語~|関西テレビ