名将軍ソルォン出陣!伽耶民を思うウォルヤの憂鬱…「善徳女王」第56話あらすじと予告動画-BSフジ
善徳F4の人気は凄いが、意外と隠れファンが多いのがロマンスグレーのおじ様ソルォン…今回はそんなソルウォンの名シーンがあるのでお見逃しなく。YouTubeにて「善徳女王」の予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
ミシルの愛人で、かつて7代風月主を務め、何度も新羅を危機から救った名将ソルウォンが、56話でユシン軍を率いて百済と戦う。この戦いに勝てばピダムはトンマンと婚姻できるのだ。
ユシン軍を率いてソルォンが出陣した後、トンマンはチュンチュと共に密かに復耶会のウォルヤに会いに行く。トンマンは、伽耶人の戸籍を抹消し、トンマンの死後も伽耶人ということで差別を受けないよう保証する代わり、復耶会全員の名簿と復耶会の解体を要求し、3日後の同時刻に返事をするよう命じる。
ウォルヤは、ユシンに言われた言葉にゆれていた。祖国復興のために長きに亘り犠牲を強いている自分たちのやっていることに対して、「伽耶民は抑圧さえされなければ、新羅人だろうが伽耶人だろうと構わないのではないか」と。そんな心を知ってか知らずかの、トンマンの提案だった。
一方、期待していたソルォン軍は百済の遊軍にやられ大敗の帰還をする。負傷したソルォンは、ユシンに赤いかぶとの武将に気をつけろという文を残し、息絶える。ソルォンをもってしても勝機を見出すことはできなかった。
さて、3日後、約束の場所で待つトンマンだが、ウォルヤは現れない。痺れを切らしたトンマンは、チュクパンに案内させ復耶会の根城に乗り込む。そしてある秘策でウォルヤたちの心を動かす。果たしてトンマンは何をしたのか?
そんな矢先、2万の百済軍が新羅に迫っているという知らせが入る。ユシンに軍を指揮させるべきだという声も上がり、緊急会議が開かれる。そこに、復耶会が宮殿に現れたという知らせが届く。ざわめく家臣の前で、チュンチュは復耶会がトンマン、そして新羅に忠誠を誓ったと報告する。これでユシンの件は解決した!トンマンは、すぐさまユシンを呼び寄せ、自分の剣を与え、神国を救うよう命じるのだった。
■ドラマをもっと楽しむ
今回、非業の死を遂げるソルウォンだが、演じたのはチョン・ノミン。ユシン軍を率いての百済との戦いでは負けてしまうが、最後に素晴らしいシーンを3つ残している。まずは、戦地に赴く前に牢にいるユシンに会いにいくシーン、続いてミシルの遺影の前、そして戦地から戻ってピダムとの最期の時を過ごす場面。どれも名優チョン・ミノンの演技が光る素晴らしい場面なのでチェックしておこう。
また、演じたチョン・ミノンは、「善徳女王」と同じ時代を百済目線で描いたドラマ「階伯〔ケべク〕」にも出演している。「階伯〔ケべク〕」では百済の忠臣ソンチュンにふんする。新羅の奴隷兵士時代にケベクと知り合い、百済の将来を見据え、ケベクとともに国づくりに奔走する。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】