ついに権力がワンゴンの手に!「泰封~覆われていた真実」まで、「太祖王建」第96‐100話のあらすじと見どころ
病が進行し、その痛みを紛らわせるため酒に溺れるクンイェは、手にかけたソクチョンの幻影に脅かされ、それを振り払おうとして刀を振り回し、その蛮行はますます激しくなる…今回は第96~100話のあらすじを紹介、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
※韓国でのオリジナル放送やDVDは全200話ですが、テレビでは180話に編集して放送しています。「2倍シリーズ」は全200話で紹介しているので、テレビとは話数が異なることがあります。各話のサブタイトルを参考にしてください。
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■第96話「泰封」
クンイェは朝会で泰封(テボン)への国号改正を宣言し、同時に徇軍部の強化など職制の変更を発表する。チョンガンらはアジテへの権力集中を憂慮するが、アジテ本人はそれだけに責任が重く、これ以上成果が出せなければ、命を差し出すしかないと悟る。クンイエの弥勒観心法に殺されるか、クンイエを廃位にするか…アジテは、太子を擁立してワンゴン、ウンブ、チョンガン、更には皇后の父親のカン長者まで殺すことを考えていた。そんな中、羅州(ナジュ)が危機的状況にあるとの知らせがはいり、ワンゴンは羅州に総司令官として復帰する。対するキョンフォン軍は、自らが先陣を切って錦城山城を再び攻撃するが、強固な守りにまたしても退却を余儀なくされ、栄山江を越えて進撃しようと作戦変更する。
■第97話「栄山江の戦い」
キョンフォンは、自分への義理を通して死んだスダルの仇を打つべく復讐心を燃えたぎらせていた。栄山江を挟んで対峙するワンゴン軍とキョンフォン軍。ついに攻撃が開始されるが、先に川の中流域にワン・シンニョムらの水軍を待ち伏せさせていたことが功を奏し、戦いはまたしても水陸両方から攻めたワンゴンの勝利に終わる。結局キョンフォンは、ワンゴンと8戦して1度しか勝利することができなかった。
そんな中、オ氏の懐妊が明らかになり、羅州では二重の喜びに包まれる。一方、栄山江に残ったユ・グムピルとヌンサンは、敗走するキョンフォンを捕らえようと、命令を無視して追撃するが、逆に後百済軍の反撃に遭ってしまう。
■第98話「蛮行」
再三の敗北にキョンフォンは、完山州への帰還を決意するしかなかった。その頃、クンイェは酔ってソクチョンの幻覚を見るなど、その病状はますます悪化し、ついにはチョンガンを手にかけたソクチョンだと思い込み、剣を振り回しては、ついに内官まで手にかけてしまう。そんな中、クンイェが徇軍部視察のため外出すると知ったアジテは、視察の最中に笑い声を上げた武将の夫人たちをクンイェが惨殺するという騒動を起こす。アジテはついに謀反を起こす時機到来とみる。カン長者にもこれを話して、クンイエを廃し、太子を王につけ、カン長者は摂政として政治をにぎるとい段取りで謀反を勧める。もっともアジテは、謀反が成功した後カン長者をも殺すつもりでいた。アジテはワンゴンが戻る前にすべてを終わらせようとするが、クンイェの弥勒観心法を恐れた部下のイプチョンとシンバンは、アジテの謀反をチョンガンに密告する。
■第99話「謀反発覚」
イプチョンらの密告を受けたチョンガンは、即刻アジテやイム・チュンギル、カン長者らを捕らえる。クンイェは観心法の使用を避け、事件の処理をチョンガンに一任するが、チョンガンが拷問を行っていると知ったクンイェは、もはやチョンガンも信じることができず、あくまで証拠に基づいた調査を行うよう忠告する。王は、「今や冷静ン判断を下せるのはワンゴンだけと、羅州にいるワンゴンを呼び戻す。あと一歩のところでアジテを逃したチョンガンは、羅州から戻ったワンゴンがアジテと手を組んで、自分たちを脅かすのではないかと恐れる。
■第100話「覆われていた真実」
チョンガンにとっては、ここでワンゴンが戻ってくれば、アジテを葬る計画も実行できず、さらにワンゴンが最高の権威をもつ侍中に任命されれば、ワンゴンの力は強大化してしまう。何とかこれを阻止したいが、クンイェはお忍びで皇宮を抜け、羅州から海路を貞州へと戻ったワンゴンを出迎えに行く。そしてその途中で飢え死にした子供を捨てる老人や、人影もなく荒廃した軍の訓練場を見て、国の真実の姿に初めて接する。クンイェと出会ったワンゴンは、北伐政策の中断とアジテ事件の一任を条件に、侍中を引き受ける。クンイェは、アジテの処刑が皇帝の権威に傷を付けないよう配慮を求めながら、鉄の法棒を与え、正式にワンゴンの侍中就任を宣言する。この時、西暦913年、ワンゴン37歳のときである。
■見どころ
骨太の韓国史劇の戦闘シーンは迫力があるが、本作は特にすごい。第97話の「栄山江の戦い」の戦いは数ある戦闘シーンの中でも秀逸!火矢が放たれ、さらに火のついた丸太を転がる。火にくるまれた丸太は、人馬をなぎ倒し、馬は悲鳴を上げて騒ぎだす。何ともリアルな戦闘シーンだ。
また、ついにアジテが謀反を実行しようとするきっかけの一つとなったクンイェの蛮行ぶりは、第98話で見ることができる。そのあまりの惨劇は、気の弱い方は目と耳をふさいだ方がいいかもしれない。ともかく、ドラマは折り返しに入り、ますます目の離せない展開となっていく。
作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。
BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)
【「太祖王建」を2倍楽しむ】
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