ドラマ「37歳で医者になった僕」最終話、戻ったすずの声と戻らない意識に紺野は…予告動画と前回のあらすじ-KTV
6月19日、フジテレビ系ドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は最終回を放送、すず(ミムラ)がこん睡状態に陥っても通常業務を止めない紺野(草なぎ剛)、そして下田(八乙女光)は意を決して学長になった佐伯教授(松平健)に伊達の妻から預かったものを渡す。
■第10話あらすじ
下田は佐伯教授の医療ミスを隠す医局に反発し、辞表を提出して伊達(竜雷太)の妻・由美子(田島令子)の起こす裁判の証言をすることにした。森下(田辺誠一)はとりあえず下田の辞表を自分のところへ留めておいた。紺野は食品会社を辞めたかつての自分と下田を重ねたが、何も出来ない自分に心苦しさを覚えていた。
医局では医学部長選挙を控えて緊張した雰囲気が漂っていた。すずは体調が思わしくなく持続透析に切り替えることになっていた。一方、伊達の家を訪れた下田は、由美子が示談を受け入れて裁判をしないという事を告げられる。佐伯教授から何らかの圧力が掛かったようだった。そして由美子は下田に感謝の気持ちを述べ、その心をなくさずに医者の道に戻って欲しいと告げ、下田は困惑する。医療ミスの件を雑誌社に持ち込んでも、派手さが無いとして取り合わない記者に下田は苛立ちを隠せなかった。
東央病院では、すずの両親を呼んですずの持続透析についての説明が行われた。持続透析を主張する森下に対し、沢村(水川あさみ)は転院を視野に入れるべきだと主張した。しかしすずの体は衰弱しており、転院の搬送中に死亡する可能性も否定できないほどだった。それでも転院を主張する沢村に対し、森下は反省文を書くように命じる。沢村はその前にすず本人と話し合い、すずが森下と紺野に何かあった事を気付いている事を知った。すずは紺野に負担を掛けないためにも転院したいと願い、それを優先させるべきか沢村は迷っていたのだった。病室で紺野と話し合うすずは、悲しい未来を避けるために間違った今を選びたくないと訴えた。
紺野が医局に戻ると、相澤看護師長(真飛聖)に見つかった下田がそこにいた。新見(斎藤工)に伊達のことをどう考えているか問い詰める下田だったが、新見は下田が逃げているだけだと指摘する。自分も患者の死が怖いと認めた上で、下田に白衣を着るか出て行くか迫った。翌日、下田は医局に戻ってきた。その姿を見る新見の目はどこか優しかった。そして紺野は沢村の協力を得て、すずの転院に向けて動き出していた。沢村も反省文を辞さない覚悟で森下にすずの転院を訴えていた。学部長選だったその日、佐伯教授は圧倒多数で勝利して医学部長となることが決まった。しかし森下は、製薬会社の社員から佐伯教授が末期のすい癌である事を聞かされていた。
転院に向けて話を詰めていくすずと紺野だったが、話を終えて病室を出る紺野の寝癖が気になったすずは思わず声を掛ける。「寝癖…」の声が紺野の耳にも届き、事故以来7年ぶりに声を出す事が出来た。喜んだ紺野はそれを知らせに両親に連絡を取り、心療内科にも報告した。しかしその間にすずは体調が悪化し意識を失い、それを沢村により発見される。再び医局に戻った紺野が喜んだのも束の間、すずが重態である事を知らされる。
<最終回みどころ>
すずの思わしくない病状の中、研修医としての日々をこなしていく紺野。医学部長となった佐伯教授の癌を知る森下が心に秘めたものは何なのか。医局の波乱の中で、紺野は医者としてどんな答えを見つけ出すのか。
「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は19日(火)よる10時から15分拡大枠で放送。予告動画はドラマ公式サイトトップページで視聴出来る。また、フジテレビオンデマンドでは過去全話も見逃し配信中。
37歳で医者になった僕~研修医純情物語~|関西テレビ
37歳で医者になった僕~研修医純情物語~‐フジテレビオンデマンド