25日「鍵のかかった部屋」最終回は30分拡大版！榎本の正体は？大野智と玉木宏が直接対決？予告動画-フジ

最近のテレビドラマは、ミステリーや刑事ドラマが人気だが、嵐の大野智と佐藤浩市と戸田恵梨香の3人が、絶妙なコンビネーションでドラマをリードした「鍵のかかった部屋」は、密室だけを取り上げた異色のミステリー！最終回のミステリーは、前回の第10話から2話連続で、最終回の今夜25日（月）は、30分拡大版で放送！番組サイトには予告動画と、オンエア直前クイズが公開されている。

前回の放送では、幾重にも張り巡らされたセキュリティをかいくぐり、オフィスビル内の最上階で介護サービス会社社長が撲殺された事件で、榎本径（大野智）に容疑がかかり、警察に連行されてしまった。
榎本には、被害者宅の防犯システムを引き受けた後に窃盗犯が侵入したため疑われたという過去があった。もちろん容疑は晴れたが、そのために榎本は社会的な被害を大いに被った。この事実を知った刑事の鴻野が榎本に容疑をかけたのだった。
最終回では、榎本不在の中、青砥純子（戸田恵梨香）と芹沢豪（佐藤浩市）が事件の検証を行い、榎本は犯人ではない、と純子が断言したとき、榎本が釈放されたと連絡が入る。睡眠中だった専務の久永が、無意識のうちに社長を殺害したのかもしれない、と弱気になり自認したからだ。しかし、榎本は、事件の前にあった狙撃事件を、社長が室内の何かを守るために防弾ガラスを設置したいがための社長の自作自演と考える。
さらに、自分と社長の過去のいきさつを知っている誰かがいることを不審に思い、純子に話した時に、何者が盗み聞きしたのではないかと考えつく。そして榎本は、その人物を、自分が鴻野に連行されたとき、ガラス窓の向こうから強い視線を投げかけ笑みを浮かべた男・佐藤学（玉木宏）だと考える。果たしてガラスの向こうの佐藤とは何者なのか…？
防犯システムの天才・榎本をここまで手こずらせた密室のトリックを、今夜榎本は解くことができるのか？

ドラマ最後の密室ミステリーは、作家・貴志祐介の「硝子のハンマー」が原作。原作では、榎本が泥棒で逮捕歴があるかもしれないと思わせる節がある。ドラマでも、玉木演じる佐藤が榎本を「自分と同じガラス窓の向こう側の人間」と言っている。小原プロデューサーの緊急インタビューによると、ドラマは原作とは違う結末になりそうだと語っており、一概に榎本を泥棒とは決めつけられないようだ。原作ファンも番組の放送が待ち遠しいところだろう。

ドラマの一番の見どころは、もちろん密室トリックの謎解きだが、これまでメインキャストの榎本・芹沢・純子の3人で事件を解決をしており、芹沢は3人を“チーム”と呼んでいただけに、榎本を二人がどこまで信じきることができるのかが大きな見どころになっている。特に純子とは、ラブラインも見え隠れしてきただけに、そちらの進展も大いに気になるところだ。そしてそんな“チームメイト”たちに対して、いつも冷静な榎本がこれまでと違う態度に出るのか？

「鍵のかかった部屋」は、初回放送からすべての回で「春ドラマ」の視聴率1位か2位をキープしてきた。視聴率の高いドラマが良い作品とは限らないが、やはり視聴率はドラマの人気のバロメーター。今季のドラマの中で頭一つ抜け出たのが本作と、同じジャニーズの先輩SMAPの中居正広主演の「ATARU」。中居の方は昨日最終回を放送し、初回の19.9％には届かなかったものの17.4％の高視聴率で有終の美を飾った。果たして対する「鍵のかかった部屋」は…？

既に、番組サイトの掲示板には、続編や映画化の声もたくさん届いているようだ。現時点では決定はしていないものの、小原プロデューサーは大いに興味を示しているようで、嵐ファンはもちろんドラマファンも大いに気になる。
「鍵のかかった部屋」最終回は、今夜25日（月）夜9時から、フジテレビにて30分拡大版で放送。予告動画とオンエア前クイズは番組サイトで。