疑惑の目はワンゴンへ…「強烈な霊薬~憤怒」まで、「太祖王建」第106-110話のあらすじと見どころ
ワンゴンを身近に置きながらも、クンイェの猜疑心はますます大きく膨れ上がる!百日祈祷の霊薬のご利益はあるのか…今回は第106~110話のあらすじを紹介、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!
■第106話「強烈な霊薬」
謀反事件を自ら徹底調査すると決めたクンイェは、ついにカン長者や、アジテの配下だったヌンダルとキジョンを投獄する。ヨンファは父親が投獄されたことへの怒りをクンイェにぶつけるが、クンイェは、身内と言えども法の下では平等だと無視し、北伐のため平壌へと出陣するファン・ソンギルらの見送りに向かう。そんな中、白頭山の道人が百日祈祷を終え、霊薬を完成させる。服用すると3日間死の苦しみを味わうが、そのあとには体の中の毒がでるとのこと。しかし、あまりに強い副作用のため、クンイェは飲んだ途端に血を吐いてしまう。怒り狂ったクンイエは、道人の首をはねさせ、意識を失う。
■第107話「死の影」
三日三晩の眠りから覚め、病魔から解放されたクンイェ。頭はすっきりと冴え、胸の痛みも消え去った。薬が効いたのだろう。
その頃、羅州では、ワンゴンを政情不安定な鉄円から呼び寄せようと、大々的な戦闘訓練を実施して後百済を刺激する。しかし、何か裏の意図があると考えた後百済軍は、予定通り大耶城へと出陣する。一方、後百済から送り込まれたトウは、アジテの部下だったイム・チュンギル将軍の屋敷を訪れ、クンイェが調査を再開すれば、イム将軍も危ない。それを防ぐには、ワンゴンの反逆を密告するよう唆す。そんな中、荘厳な衣冠に身を包んだクンイェが、ついにカン長者らの尋問を開始する。
■第108話「弥勒と罪人」
クンイェは尋問の末、キジョンとヌンダル、そしてカン長者を法棒で殺害する。一方、イム将軍はその席で、ワンゴンこそ謀反の首謀者と告発する。これにはさすがのクンイェも、その場でこそ取り合わなかったものの、徐々にワンゴンを疑い始める。父親の死を知って嘆くヨンファだが、同時にクンイェの子供を再び身ごもったことが発覚し、二重の苦しみに襲われる。その頃、キョンフォン率いる後百済軍は、大耶城で老将たちが率いる新羅軍と対峙していた。
■第109話「悪夢の敗戦」
クンイェはヨンファとワンゴンの仲を本格的に疑い始め、その疑いの矛先はさらに2人の太子にまで向けられる。そんなワンゴンを危機から救うため、オ氏は手紙を送り、羅州へ来るよう勧める。しかしワンゴンは動かない。
一方、後百済のキョンフォンは、15年前の雪辱を果たすため、ついに大々的な大耶城攻撃を敢行する。しかし、新羅軍の決死の守りに苦戦を強いられた上、シンゴム、ヤンゴムらの軍勢が誘引策にかかり、攻撃を受ける中でチュ・ホジョ将軍が戦死する。
ワンゴンは一人考えていた。不惑の年・40歳を迎え、これまで15年間仕えてきたクンイェがすっかり変わったことを痛感していた。そして自分を疑っていること。自分を新しい弥勒としようとする動きがあることなど…。
■第110「憤怒」
キョンフォンはチュ・ホジョ将軍の死をいたく悲しみ、信じがたい敗戦を目の当たりにしてシンゴムとヤンゴムに怒りをぶつける。一方、武珍州では、ワンゴンを羅州に呼ぶために小規模な戦闘を繰り広げる。羅州で戦闘開始の急報が届く鉄円だが、折しもヨンファの母ペク氏が遺書を残して首をつって自害したとの知らせが入る。父を処刑され今また母が自ら命を絶った悲しみに半狂乱となったヨンファは、クンイェに向かって声を荒げるが、クンイェも皇帝の威厳が傷つけられたと怒りを露わにする。そんな中ワンゴンは、周囲の反対を押してペク氏の葬儀に行くことを決めるのだった。
作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。
BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)
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