「善徳女王」第58話あらすじと見どころ:ピダム、愛の誓約書と三韓地勢譲渡…トンマンの決心
前回の57話でユシンは、百済の英雄、赤カブトことケベク将軍の超人的な機動力の謎を解いた!次回58話では、歴史に名を刻んだ新羅のユシンと百済のケベクという名将同士の圧巻の対決シーンが見られる。YouTubeにて「善徳女王」の予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
ユシンが命を賭しての闘いに明け暮れている頃、ソラボルの都では、ピダムの猛烈アタックにトンマンもついにピダムへの恋心を告白。トンマンから告白されたピダムはすべてを奪う恋からすべてを捧げる愛に変身。ピダムは、トンマンの死後を不安に思っている彼女のために、トンマン亡き後は、政務から一切の手を引くことを誓約書に残し誓うのだった。一方、トンマンはピダムの真心を信じながらも、「人は変わり、勢力は個人の思い通りにはならない」という反対意見に、ピダムが誓約書に反したときは「ピダムを殺せ」という勅書をチュンチュに残す。なにやらこの展開は、真興王とミシルの関係に似ている。
トンマンとピダムの恋が叶ったとき、百済との戦況を優位にしたユシンが帰還する。改めて三国統一を臣下たちの前で誓ったトンマンは、ピダムとの国婚を発表する。
全てを捧げる決心をしたピダムが「三韓地勢」をユシンに渡す。このところ悪ピダムの顔ばかりが続いたが、このあたりはピダムの少年のような笑顔がテンコ盛りとなるのでお見逃しなく。
しかし、ピダムが「三韓地勢」をユシンに譲り、トンマンとの密約の存在を知ったヨムジョンは、慌ててミセンたちに報告し、ある作戦を立てる。
そんな中、唐からの使臣が到着し、トンマンの前で女王を否定する発言をする。怒ったトンマンは、その場で使臣団を監禁させ、この「女王侮辱発言」の裏には、必ず何か新羅に対して大きな要求があるはずと睨むのだった。
(c)MBC 2011 All Rights Reservedさて、今回は、ユシンと百済のケベク将軍との戦いがあるが、ちょうどこのころを百済目線で描いているのがドラマ「階伯〔ケべク〕」より。「善徳女王」ではチェ・ウォニョンが演じたケベクをドラマ「ケベク」では「イ・サン」のイ・ソジンが演じている。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】