「善徳女王」第59話あらすじと見どころ:ピダムをハメた烏羽の扇!動き出したミシル一派の罠

2012年07月08日19時35分ドラマ
(c) MBC 2009 All Rights Reserved.

前回第58話で、唐の使臣団は女王を侮辱する発言をしてトンマンを冒とく!怒ったトンマンは彼らを監禁し、言葉の裏にある彼らの要求を探ろうとする!しかし、ピダムがトンマンと密約を交わしたことに危機を感じたヨムジョンがこれを利用しようとする。YouTubeにて「善徳女王」の予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)



「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。

唐の使臣団の発言に憤慨したトンマンは、彼らを監禁し、彼らの真意を探るためにワイロのすべてを受け取るように指示した。そして、その中にピダムが贈ったものとされるカラスの羽の扇(烏羽扇)があった。これこそがヨムジョンとミセンたちの策略で、ピダムをピンチに陥れる証拠の品となる。烏羽扇には、あぶり出しでミシル一派と使臣団との間に交わされた密約が書いてあったのだ。しかも使臣団とそれを了承する密約がピダムの名で交わされていた。だがそれはピダムを陥れるためのヨムジョンとミセンたちの策略だった。

59話では、ピダムがこの計画を知り、トンマンの誤解を解こうと動き出す。しかし、証拠の品がトンマンの手に渡ったと知ったピダムは、あわてて愛するトンマンの元に駆けつけ、これが仕掛けられた罠で、自分自身で事態を収拾することを誓う。誰もがピダムを疑う中、トンマンだけは「ピダムを信じる」と誓ってくれた。

ところがヨムジョンたちは手を緩めない!次の罠を仕掛けてきた。ミシル一派はピダムを王にするため、かつてのアショカ王の仏像の話にちなんだトリックを考えた。木箱の中に手紙をいれた船を漂着させたのだ。トンマンの元に届けられた手紙には、「極楽浄土の仏の名を持つ者が神国の王になる」とある。極楽浄土では仏のことを“曇”と呼ぶ。つまり、この手紙は「ピダム(眦曇)が新羅の王となるべき」と読み替えることができるのだった…。

いよいよ最終回まで4話となった「善徳女王」。ここから先はピダムファンには何ともやりきれないストーリー展開となる。前回までの少年のような笑顔が、かつて師ムンノに捨てられる原因となった洞窟の一件がトラウマとなって、トンマンの愛を失うのでは?と悲痛な表情にゆがむ。

YouTube「善徳女王」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】