儒教の国・韓国で論争の両親追い出しの理由!「宝石ビビンバ」第9~12話までのあらすじ、見どころと予告動画
クン家の4姉弟たちは、あまりに身勝手な父と母を、日本旅行中に家から追い出す!ついに儒教の国韓国のネット上で大論争を巻き起こした第9話だ…BSジャパン番組サイトとDVDサイトではドラマの紹介やキャストの紹介を、韓国番組公式サイトでは出演陣のインタビューやメイキング映像が視聴できる。ナビコンでは、【「宝石ビビンバ」を2倍楽しむ】でドラマの放送にあわせて全話のあらすじや見どころを紹介するのでお楽しみに。今回は、第9話~12話を紹介。
■第9話 食堂は2人で
ビチュイと食堂を共同運営することにしたヨングクが食堂の仕事のためにと中古車を購入。ビチュイはヨングクの誠実そうな人柄に少し警戒心を解き、一緒に深夜の道路で行う車のお清めに行く。
そんなある日、ヨングクの父ソ・ロマ会長は、娘のクッスンがクラスメートの男子と歩いているのを見かけ激怒する。妻にはどこまでも優しいロマだったが、こと娘に関しては厳しすぎるきらいがあり、妻のテリは心を痛めていた。結局、その男子はドンジャという女子だったということが判明する。
ク家の両親が旅行から帰国し、姉弟は別居を宣言するが全く悪びれず自分のことしか考えていない父サンシクと母ヘジャ。ついにキレたビチュイに「私たちのことも少しは考えて!」と泣きながら言われ、仕方なく家を出た二人はそれぞれの母親のもとへ向かう。果たして、両方の母親たちは快く迎えてくれるのか?
その夜、ルビに未練タラタラのビョンフンがクン家を訪ね、居合わせたヨングクを見て見覚えがあるという。
■第10話 秘密の2ショット写真
ヘジャは、ビチュイの店を手伝いに来たガンジがサノの後輩だと知り、彼女に根掘り葉掘り質問をぶつける。ガンジが実家の仕事をもち屋と答えるや、サノの勉強の邪魔になるから連絡を取るなと釘をさす。
一方、看護師をするルビは、わがままな患者のサ・ジャンが、著名なデザイナーで大金持ちだと知ると、彼女に対して冷ややかだった態度をやめて天使のような看護師に変身する。そんな毎日の中、韓国語の流暢なカイルは、すっかりク家のみんなと溶け込むが、ルビだけはカイルに冷たい。そんなルビに一泡吹かせようとカイルがいたずらをする。果たして、ルビをギャフンと言わせるイタズラとは?
テジャの1歳の誕生日を迎えたクン家に、久しぶりに笑顔が戻るが…。その夜、台所の入り口のガラスが割れ、何者かが侵入した形跡が。ルビたちはカイルかヨングクが犯人ではないかと睨むのだが…。
■第11話 濡れ衣が晴れた居候たち
クン家の台所に侵入したご飯泥棒は自分だと、ヨングクが名乗り出たことで一件落着。カイルが犯人だと疑ったルビは、カイルを飲みに誘って謝り、2人は兄と妹の関係になる約束をして仲直りする。
一方、子供たちに追い出されてそれぞれの実家に戻った父サンシクと母ヘジャ。孫たちのおかげで祖母たちは気苦労の毎日で互いにギクシャクしだす。気晴らしに食堂にやってきた父サンシクがビチュイにご飯泥棒を白状し、ヨングクが犯人と思い、冷たく当たっていたビチュイは後悔する。そこでヨンングクに酒を奢って初めて腹を割って話し、改めて彼の誠実な人柄に触れ、ヨングクも一生懸命に生きるビチュイにますます好意を持つ。
一方、クッスンが資産家の娘だと知ったホバクは家計を助けるため、玉の輿を狙おうとクッスンに接近し始める。
■第12話 ヨングクの優しさ
家にこっそり様子を見に来たヘジャと遭遇したカイルは、両親を許して受け入れるようルビを説得するが、逆に激怒されてしまう。そんな時父方の祖母ミョンジャが家でぎっくり腰になり、呼び出されたビチュイは久々にヘジャたちと再会する。
食堂は大繁盛するが、ビチュイ目当ての男性客が次々とやってくる。それが気になるヨングクは、一度は断ったビチュイと夫婦のふりをしてビチュイを驚かせる。さらに、風邪で具合が悪いビチュイを、ヨングクが優しく気遣い、ビチュイはそんなヨングクの優しさに心が揺れ始める。
ルビが勤める病院では、大金持ちのサ・ジャンが退院の日を迎える。当日休みのルビは、サ・ジャンの枕元に退院祝いの手紙を残し、身寄りのないサ・ジャンは感動の涙を流す。
■見どころ
同じように家族の絆を描いた「家門の栄光」では、名門らしく古来より伝わる由緒正しき祭礼について詳しく描かれているが、「宝石ビビンバ」では、第7話のお祓いや、第9話の怪しい車のお清めなど、失礼ながらへんてこな儀式に笑わされる。
また、親たちを追い出す原因となった一部始終を子供たちが訴えるシーンがあるが、当の本人たちは真剣だが、聞いているこちらは不謹慎ながら笑えて、いやいや抱腹絶倒してしまう。これまで、お騒がせ父母が何をやらかしたのかをお聴き逃しのないように。
とにかくひどい親である。しかし、韓国ドラマにはこういった親はごまんと登場する。ところが、儒教の教えが今も日常の生活の中に残っている韓国では、子が親を捨てるとはあり得ないこと。番組の掲示板やネット上ではこれについての論争が過熱した。「あり得ない親不孝モノ」から「よくぞやってくれた」という応援までその声は賛否両論!さあ、この親子の絆はどうなるのか…。
「宝石ビビンバ」は、BSジャパンにて毎週月曜日から木曜日の夕方5時から放送。
BSジャパンとDVDオフィシャルサイトでは、キャストの詳しい紹介をしている。韓国番組公式サイトでは出演陣のインタビューやメイキング映像が視聴できる。
■作品紹介
・制作:MBC、2009年
・話数:全50話
・演出:ペク・ホミン「揺れないで」
・脚本:イム・ソンハン「神様、お願い」「人魚姫」
・キャスト:ソ・ヨングク役・・・イ・テゴン 「神様、お願い」「ヨンゲソムン」
クン・ビチュイ役・・・コ・ナウン 「アヒョン洞の奥様」
クン・ルビ役・・・ソ・イヒョン 「太陽を飲み込め」
クン・サノ役・・・イ・ヒョンジン 「家門の栄光」
クン・ホバク役・・・イ・イルミン
■DVD-BOX内容
・DVD-BOX1~5:各5枚組
・価格:各12,000円
・発売元:テレビ東京メディアネット/エスピーオー
・販売元:エスピーオー
※好評発売・レンタル中!
SPO「宝石ビビンバ」オフィシャルサイト
BSジャパン「宝石ビビンバ」番組サイト
※2012年6月27日~ 月~木、17時より放送。
韓国MBC「宝石ビビンバ」映像スケッチ
【「宝石ビビンバ」を2倍楽しむ】
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