ワンゴン、松嶽遷都!「テジュの涙~正胤問題」まで「太祖王建」第131~135話のあらすじと見どころ

2012年07月21日15時43分ドラマ
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第131~135話は、迫力の戦闘シーンも見どころだが、武力だけでないワンゴンの徳の高さを紹介するエピソードや、キョンフォンの歴史は勝者にしか味方しないという戦国の世の掟を太子に語るシーンなどにも注目したい!作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!

■第131話「テジュの涙」
毒矢を打ち込み奇襲をかけるイ・フナム軍。ワンゴンを守るために身を挺した兵士たちは毒矢に倒れ、ついにはチャンイルも戦死する。そこに、ポク・チギョムら内軍が駆け付け、イ・フナムとの迫力の一戦…激しい土煙りの中、ついに勝負がついた!イ・フナムは反乱に失敗し、自害する。
無事に鉄円(チョルォン)の皇宮に到着したアジャゲ一行は、高麗の臣下一同から盛大な歓迎を受ける。その夜、パク・スリの一途な想いにようやく心を開いたテジュドグムだが、兄のキョンフォンに恥をかかせることはできないと、置手紙を残し出家してしまう。
一方、建国初期の騒乱を全て抑え、国家運営も軌道に乗りだしたワンゴンは、松嶽(ソンアク)に遷都を行うと同時に、鉄円で亡くなった人々の霊を弔うために八関会の儀式を執り行う。

太祖王建■第132話「古都回復」
919年1月、ワンゴンは松嶽への遷都を果たし、高句麗の精神を受け継ぎ、仏教の精神を持って今後500年続く高麗の歴史の一ページが始まる。
当時、新羅は54代・景明王の代になり国運がすっかり傾いていた。そこで、百済のキョンフォンは、高麗の遷都を聞きつけ、高麗を攻めるより、弱体化しつつある新羅を世mる方が得策と、2度も失敗した大耶城(テヤソン)を攻めることを決定する。新羅は、後百済からの圧力に対抗するため、高麗と友好関係を結ぼうと使者を派遣。一方の後百済も、大耶城(テヤソン)への侵攻を準備すると共に、高麗の情勢を探るためコンダルらを使者として送る。そんな中、北方巡行のため平壌へ向かう途中ワンゴンは、見事な弓の腕前を披露したヌンサンを称えて、シン・スンギョムの名前を下賜する。

太祖王建■第133話「動き出した百済」
平壌へ向かうワンゴンの前に、北方部族の酋長らを従えたユ・グムピルが現れる。一方、後百済では、キョンフォンが大耶城へと進撃すると共に、ヌンファンやシンゴムらを尚州一帯の掌握のため、戦略的要地である碧珍郡へと派遣する。碧珍郡は小さいながらも、この地を抑えれば高麗の中心部に一気に攻め入ることができる。後百済の動きを知ったワンゴンはチェ・ウンのアドバイスに従い、すぐさま親書と援軍を碧珍郡の城主イ・チョンオンのもとに送るが、イ・チョンオンは、ワンゴンからの親書に力をもらい、卓越した知略を用いてわずか千人という死闘し、5千ともいわれたシンゴムの軍勢を翻弄する。

太祖王建■第134話「待望の大耶城」
シンゴム軍の攻撃を少ない兵力で撃退した碧珍郡城は勝利に沸いた。ワンゴンも大喜びで、イ・チョンオンに多大な物資を贈り、元老格で遇する。チョンオンは、ワンゴンの計らいを喜びワンゴンに忠誠を尽くし高麗に帰服することを決める。本来、後百済に近い新羅が、高麗を選んだことは、対外的にワンゴンの名を知らしめる上でも大きな好影響を与えた。
一方、二度にわたるキョンフォンの猛攻を退けた大耶城だが、新羅が高麗に援軍要請の使者を出すも空しく、エスルの潜入作戦と1万にも及ぶキョンフォン軍の前に、ついに陥落してしまう。キョンフォン軍は余勢を駆って周辺地域に進撃するだが、シンゴム敗戦の知らせに激怒し、何としても碧珍郡城を落とすよう厳命を下す。
不落の新羅最強の大耶城がキョンフォンによって陥落し、キョンフォンのさらなる南進をきいたワンゴンは、表情が一変し、新羅を助けるべく命令を出す。

太祖王建■第135話「正胤問題」
キョンフォンは、側室コビとの子であるクムガン太子に百済の歴史を語る。百済の最後の王ウィジャは、百済を滅亡に追いやった王とされているが、実際には賢王であったこと、新羅と唐の連合軍に破れ、捕虜として当に連れて行かれ、屈辱を味わわされたことなどを話して聞かせ、歴史は勝者のもので、勝利者にしか生き残りは許されない厳しい後三国時代の掟を説く。
その頃、高麗では、第二夫人オ氏の父オ・ダリョンは、パク・スリらと会合の席を設け、オ氏の息子ムが次期皇帝である正胤の座に就けるよう働きかける。この動きを察知した第三夫人スインの父ユ・グンダルは、朝廷の元老たちと接触を図り、正胤決定は慎重を期すよう主張する。
一方、高麗援軍の接近を知ったキョンフォンは、これ以上の進撃を中止して、完山州へ帰還することを決定するが、いまだ碧珍郡城を落とせずにいるシンゴムに対し怒りを露わにする。

■見どころ
キョンフォンがクムガン太子に、百済滅亡までの歴史を語る場面では、ワンゴンの勢力に脅威を感じながらも、何が何でも勝利して、外勢を借りずして三国統一を果たすべきと力の入った言葉が続く。三国統一を果たした新羅は、実際には唐に高句麗の領土だった一部を取られ、結局その栄華も200年と持たなかった。キョンフォンもそしてワンゴンも、真の三国統一は、外部の力を借りずにやるべきだとの考えで、それゆえ、新羅を手にした方が三国統一を果たせると、躍起になっているのだ。
ウィジャ王に関しては、2012年7月現在BSフジにて放送中の「階伯〔ケべク〕」のメインキャストとして詳しく描かれている。

ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。

BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)

kandoratop 【「太祖王建」を2倍楽しむ】

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