アルツハイマー病の告白に躊躇する圭介…ドラマ「ビューティフルレイン」第4話予告動画と前回のあらすじ-フジ
7月22日、フジテレビ系のドラマ「ビューティフルレイン」は第4話を放送、圭介(豊川悦司)は美雨(芦田愛菜)にだけは病を告げたが、中村産業の社長(蟹江敬三)ら職場には打ち明けることには迷いが残っていた。美雨は誰にも圭介の病気の事を知らせないように言われ、治る事を信じて四つ葉のクローバーを探す。一方、実家に突然戻って来た理由を一切告げないまま滞在していたアカネ(中谷美紀)の実家である中村産業に夫からの電話が入る。
■第3話あらすじ
病と向き合う決意をした圭介は禁煙を改めて決意し、これまで嫌いだったかぼちゃも食卓に取り入れた。そんな変化を訝る美雨を圭介は何とかごまかす。登校した美雨は、学校で「わたしの宝物」という題で作文の宿題が出される。授業参観の日に発表するものだった。美雨は何を書けばいいか考え込んでしまう。
一方、中村産業に黒塚工業から発注が来る。黒塚工業は以前圭介が打ち合わせの時間を忘れて遅刻した取引先だった。その注文は納期が明日という厳しい内容だったが、厳しい状況に仕事は選べないと社長が引き受けてしまった。圭介ら社員も一丸となってこの仕事を引き受ける事に決め、現場はフル稼働で生産が進められていった。圭介は社長の妻・千恵子(丘みつ子)に美雨のバレエの迎えと、明日の参観日に着て行くスーツのアイロン掛けを頼む。その頃、アカネの夫からアカネに小包が届く。未だにアカネが実家に帰ってきた理由を聞き出せない両親をよそにアカネは自室に戻って荷を解いた。それは多くの書籍で、中には圭介が買ったものと同じアルツハイマー病に関する本もあった…。
必死の作業の甲斐もあり、夜9時を回ってようやく黒塚工業の納品分が完成した。社長は宗田(でんでん)や秋生(三浦翔平)を連れて飲みに出掛けるが、圭介はそれを断る。発注書を確認した際、自分が作ったネジの大きさにミスがあった事に気づいたのだ。それを言い出せず、圭介は一人で残業してやり直しをはじめた。そこへアカネが訪れ、圭介が一人で作業している理由を尋ねた。訳を知ったアカネは美雨の授業参観のためにと手伝いを始める。二人の作業は翌朝まで続くが終わらなかった。そこでようやく社長たちに圭介のミスを打ち明け、全員で作業に当たることになる。圭介は慌てて美雨を学校に送り出し作業を続けた。周囲は早く授業参観に行くように圭介を促すが、圭介は全てが終わるまで仕事を続けると断言する。その気持ちを理解し、社長たちも大急ぎで作業に当たった。何とかやり直しを全部終え、圭介はスーツを着る暇も無く作業着のまま学校へ駆けつけた。授業参観へは遅刻した上に、徹夜明けも手伝って圭介は立ったまま居眠りをしてしまうという失態でクラス中から笑われてしまう。居たたまれない気持ちの美雨は、発表するように言われた作文もやってきていないと言って黙ったままだった。
帰宅しても美雨の怒りは収まらず、スーツで来なかった上に美雨に恥ずかしい思いをさせたことで文句を言う。返す言葉が無い圭介にアカネが美雨へのフォローを買って出た。落ち着いた美雨の様子を再度圭介に報告にきたアカネは、圭介にアルツハイマー病でないかと問いかける。無言のままの圭介に、美雨には真実を告げるべきだとアカネは言うのだった。
その頃、美雨は圭介が隠していた本を台に乗って取り出し、読んでいた。部屋に戻ってきた圭介に美雨は思い切って病気なのかと尋ねる。圭介は一瞬戸惑うが、もの忘れが多くなる病気になったと告げる。治るのかと聞かれ、圭介はすぐ治ると嘘をついてしまう。安心した美雨は、圭介に大嫌いと言ってしまったことや眠いのに授業参観に来てくれてありがとうと言うのだった。圭介はうれし涙を堪えるのに必死だった。その夜圭介は、美雨のランドセルに作文があるのを見つける。美雨はちゃんと作文を仕上げていたのだった。そこには「私の宝物は父ちゃんです」の書き出しで始まる文が綴られていた。圭介はとうとう涙をこぼしてしまう。気持ちを切り替えようと圭介がベランダに出ると、向かいのベランダにアカネが出てタバコを吸っていた。神様は不公平だと呟く圭介に、アカネは「実は…」と何か切り出そうとするが、そこへアカネの夫からの電話が携帯に入り、会話は途切れてしまった。
「ビューティフルレイン」第4話は22日(日)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。フジテレビオンデマンドでは見逃し配信も実施、放送後の毎週水曜日に最新話を追加する。
ビューティフルレイン‐フジテレビ
ビューティフルレイン‐フジテレビオンデマンド
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