後継問題に揺れる高麗…「不和~夭折」まで「太祖王建」第136~140話のあらすじと見どころ

2012年07月30日16時54分ドラマ
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今回紹介する第136~140話は、ワンゴンが王朝の存続を願って遺した守るべき10の掟(訓要十条)のひとつ「長男が王位を継承すること」に関連するエピソードを描いている!作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!

■第136話「不和」
キョンフォンの厳命に太子のシンゴムは、残った500人あまりの兵力で碧珍郡城(ピョ クチングンソン)を攻撃する。ところが、イ・チョンオンはわざと退却して誘引策を用い、シンゴム軍を全滅させる。シンゴムが敗戦したことにキョンフォンは烈火のごとく怒るが、ヌンファンはこのキョンフォンの怒りをチェ・スンウが煽っているのではないかと不満を抱く。
一方、高麗朝廷では正胤問題が公論化される。正胤問題は後回しにすると宣言したワンゴンだが、二人の太子で悩むワンゴンに、チェ・ウンは長子優先を勧める。

ワンゴン■第137話「四分五裂」
羅州(ナジュ)の港に、ワンゴンの若い頃に唐へ渡ったトソンの弟子キョンボが、留学を終えて帰国する。ワンゴンがトソン(トソン秘記)の予言通り皇帝になったことに驚くキョンボは、その足で白鶏山玉龍寺に向かう。
その頃、高麗朝廷では、後継問題に揺れていた。パク・スリをはじめとするワンゴンの義弟たちが、オ氏の息子ムを正胤に推す一方、羅州勢力の台頭を危惧する元老や功臣らは、スインの息子テが正胤候補となれる年齢まで問題の先送りを提案し、議論は四分五裂の様相を呈する。

■第138話「笑顔の奥の刃」
キョンボの帰国を知ったキョンフォンは、キョンボに会うため自ら玉龍寺を訪れる。一方のワンゴンも、キョンボが後百済領内に留まったことを知り、その真意を探るためにチェ・ウンを向かわせる。ワンゴンは、義弟、功臣、元老らを順番に呼んで、今回の正胤問題をめぐる裏の画策を強く叱責し、混乱の原因を作ったオ・ダリョンとユ・グンダルを故郷に隠居させる。しかし、ワンゴン自身も、正胤問題に早く決着をつけないと国が落ち着かないと考えていた。
そんな中、オ氏が法堂で祈祷を捧げると、スインの息子テが急に発病し始める。

ワンゴン■第139話「キョンボの答え」
チェ・ウンは身分を偽ってキョンボのもとを訪れる。ところが、すぐに正体をキョンボに見破られ、その眼力に敬服したチェ・ウンは、高麗の王の命をうけてキョンボを高麗に迎えるために来たことを告げる。しかし、キョンボはこの地に自分の果たすべき役割があると言い、時を同じくして訪れたキョンフォンの、三顧の礼を尽くして国師に迎えたいという申し出を受け、後百済領内に留まることを決める。
一方、ワンゴンの正胤問題に関しての静かな怒りに、高麗の臣下一同は大いに反省し、二度と正胤問題に触れないことを誓う。そんな中、数日前から病を患っていたスインの息子テの容態が急変する。

ワンゴン■第140話「夭折」
わずか二日で命を落とした太子テの急死に嘆き悲しむスインは、オ氏が数日前から法堂で祈祷していた事実を知り、どんなことを祈祷していたのか内容を調べさせる。一方、テの急死を受けてワンゴンは、これ以上正胤問題を先送りにするのは得策ではないと、皇帝の衣服である紫黄袍を送ってオ氏の息子ムを正胤に決定する。そして、悲しみに暮れるスインのもとを訪れ慰める。一方、キョンフォン一行を送り出すにあたってキョンボは、シンゴムに対して孝行を尽くすよう、クムガンに対して謙遜を学ぶよう忠告する。

■見どころ
このドラマは、故ヨンファ以外、あまり女性をメインに描いていないが、第140話、ワンゴンに似ていると言われた我が子テの急死の前に取り乱す姿は、視聴者も胸が打たれるはず。

ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。

BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)

kandoratop 【「太祖王建」を2倍楽しむ】

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