ケベクの作戦とウィジャの新羅訪問!「階伯〔ケべク〕」第20話あらすじと予告動画‐BSフジ
前回第19話では、ケベクの存在に警戒心を捨てきれない武王は、ケベクを新羅との国境近くの危険な居列城の郡将に任命!そんな父・武王に不満を感じながらもウィジャは、ウンゴのことを考えると、王の意に逆らえず、ケベクを辺境に追いやった!「階伯〔ケべク〕」第20は今夜14日(火)夜10時からBSフジにて放送、番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
これまでの回を見逃した方は、【「階伯〔ケべク〕」2倍楽しむ】にこれまでのあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。
「必要とされる所ならどこへでも!」と、ケベクはこの赴任地を受け入れ、ウンゴに共に来てほしいと打ち明ける。ところが、ウンゴのところに都市部の長史への抜擢するという辞令をウィジャが持ち込み、悩んだ末ウンゴは官職を選ぶ。残念な気持ちはどうしようもないが、百済のためとケベクは一人居列城へ。ところが居列城では、この地を見捨てられた地として、様々な問題が待ち受けていた。いったいを仕切る貴族は私利私欲に走り、農民たちは百済への信頼がなく、肝心な兵士たちはだらけきっていた。
■第20話 新羅との攻防
度重なる新羅の攻撃から村と民を守ろうとするケベクは、やる気のない兵士を率いて新羅の兵を夜襲する作戦に出た。ここで新羅兵を捕虜にして牢に入れ、嘘の情報を聞かせ、わざと捕虜を逃がしたのだ。いったいケベクがついた嘘の情報とは?
その頃、ウィジャは新羅と平和同盟を結ぶため、ウンゴやソンチュンを連れて新羅の都、徐羅伐(ソラボル)を訪問することに。しかし真の目的は、新羅の視察にあった。重臣たちの状況を把握し、地震の時、助けたので党項城の港の利用権を受け、加えて新羅と唐の外交も把握するためだった。ところがこの訪問がきっかけで、妻テヨンの嫉妬の炎がメラメラと燃え上がるのだった。
一方、新羅との取引で、百済の群将の首を奪いに来たムングは、自分が狙う相手がケベクだったことに驚く。ケベクの方でも、彼に興味を持った。
その頃、ウィジャはウンゴやソンチュンを連れて新羅の都、徐羅伐に到着する。サテク家を追いだしたウィジャに、感銘したと称賛するキム・チュンチュ。2人の互いに腹の探り合いの謎解き会談をお聞き逃しのないように。その頃、ウィジャがチュンチュと会談していることを知らないケベクは新羅を攻撃する準備を着々と進めていた。
■ドラマをもっと楽しむために
前回も話題に上った新羅の女帝、善徳女王の話題が、ウィジャと新羅のキム・チュンチュとの会談の中でも出てくる。ドラマ「善徳女王」では、トンマン(善徳)を波乱万丈の人生の末に女王となった女傑のように描いているが、実際にはそうでもなかったようだ。歴史書「三国史記」を見ると、トンマンはさしたる苦難もなく骨品制度において順番だったから女王になったように紹介されている。現に、善徳の後にも二人も女王が出ている。
もっとも、トンマンはドラマと同じように相当聡明で、霊感なども持ち合わせていたようだ。康熙奉著の「古代と韓国の歴史と英雄」には、それを物語る逸話がいくつも紹介されている。
半島での女性の地位がグンと低くなるのは儒教を国の礎とした朝鮮王朝から。
「階伯〔ケべク〕」は、毎週火曜日夜10時からBSフジにて放送。番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
■作品紹介
・放送:2011年、MBC
・話数:全36話
・脚本:チョン・ヒョンス
・演出:キム・グンホン
・キャスト
ケベク:イ・ソジン、イ・ヒョヌ(子役)
ウンゴ:ソン・ジヒョ、パク・ウンビン(子役)
ウィジャ王:チョ・ジェヒョン、ノ・ヨンハク(子役)
サテク妃:オ・ヨンス
ムジン:チャ・インピョ
「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむ
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BSフジ「階伯〔ケべク〕」(吹き替え版)
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