速報映像キター!毎年恒例『日本オタク大賞2008』、栄冠の行方はやっぱり!?

2009年01月09日12時00分 
(2009年01月09日12時08分 更新)
アニメ

世界が熱い視線を注いでいるのか!?昨日1月8日、東京・新宿のロフトプラスワンにて2008年を代表するアニメ、映画、マンガ、ゲーム、フィギュアなどの「サブカル・オタクシーン」を藤津亮太・鶴岡法斎・東海村原八・志田英邦らオタク評論家陣が熱く議論する『日本オタク大賞2008』が開催され、大賞が決定した。尚、日本オタク大賞は2001年から毎年開催され、今年で8回目を迎えた。

今回の投票システムはシンプルで、各審査員に持ち点“10”が与えられ、それを各自投票したい評価対象に配分して投票する。より多くの投票を獲得した評価対象がウィナーとなり、日本オタク大賞2008が決定付けられる。
今回議論の対象に絞り込まれた評価対象は12件。麻生首相、ブルーレイなど、メジャーな議論対象もあるにはあったが、審査員の多くは関心ナシ。ブルーレイは矢沢永吉氏にあげると思って投票すればよろしいという旨の発言もあり、それならば…とのっかった審査員も居たが、結局ポイントは伸びなかった。それはそうである。あれほどメジャーなものは“オタ”の関心事ではあるまい。また、「アキバを利用しているのが見え見え」ということで、麻生首相も圏外へ。さらに「これが放送されるまでに首相かどうかもわからないじゃん」とバッサリ。もはや切り捨て御免!中にはかなりアブない評価対象を押しまくる審査員も居たが、それはもちろん“アキビアン”ジョークの一種。それは個人賞ですね、という流れになって会場を沸かせた。

そして、最終的に一騎打ち的様相を見せたのが、アニメ『墓場鬼太郎』、『ゲゲゲの鬼太郎』など合わせて評価対象とする“鬼太郎作品”、そして超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」を描いたアニメ『マクロスF』だ。僅差で勝利したのはどちらなのか?それは下記リンクにある“速報動画”でチェックしてみて欲しい。

というのも、この“オタク大賞”の大賞決定の模様、いつもは毎年、スカパー!、全国のケーブルテレビ、ブロードバンドテレビなどで『MONDO21』が1月中旬以降に放送している人気番組なのであるが、全国の熱いオタクたちから“早く結果を知りたい!”という声が高まり、今回よりMONDO21サイト内の特設ページにて本編放送に先駆ける形で、速報映像がネット配信されることとなったのだ。もちろんこれは場の雰囲気を伝える速報なので、選考過程の詳細について深く追いかけたいならば、後日放送される番組もチェックした方がよい。とは言え、審査員の抱腹絶倒のコメントちりばめられたこの速報動画はそれ単体で楽しめる。なによりタイムリーだ。
配信サービス協力は、2007年度の日本オタク大賞を受賞した“ニコニコ動画”。(正確には2007年度の日本オタク大賞は動画投稿サイト、代表としてニコニコ動画)つまり、ニコ動の動画サービスなので、お馴染みのツッコミするコメントが動画内に流れる。タイミングよく“ツボ”をつくコメントが笑いを誘ってくれる。ちなみにスペシャル番組『日本オタク大賞2008』本編は、「MONDO21」により1月31日に前編、2月1日に後編と二日間に渡って放送予定される。元祖・日本のオタクも、日本のオタクを愛する世界のオタクも、見逃せない内容だ。

MONDO21:日本オタク大賞2008