「東野圭吾ミステリーズ」第8話は三浦春馬久々の学園モノ「小さな故意の物語」予告動画－フジ
8月30日、フジテレビのドラマ「東野圭吾ミステリーズ」は三浦春馬主演「小さな故意の物語」を放送、ある高校生の転落死をきっかけに始まる若者たちの群像劇となる。どこにでもいるような普通の高校生の繊細な心理を三浦ら若手が巧みに表現する。
中岡良（三浦）は小学校からずっと同じ学校に通っている幼なじみの佐伯洋子（波瑠）と行原達也（大野拓朗）となかよし3人組の関係を保っていたが、高校生3年生を迎えた今では洋子と達也が交際している事で3人の関係は微妙に変化していた。実は密かに洋子に思いを寄せていた良は、表面上はこれまでと同じように2人と付き合いながらも、早く高校を卒業してこの思いを断ち切りたいと願っていた。そんな矢先に重大な事件が起こってしまう。達也が屋上から転落死したのだ。他の生徒の目撃証言から、達也は屋上の縁を歩きながら急にバランスを崩して落下したことがわかる。刑事たちは自殺も視野に入れて事故として捜査を行ったが、良には事故とも自殺とも思えなかった。達也の事故の翌日、達也のロッカーが何者かに荒らされるという出来事も起きてしまう。動揺を隠しきれない洋子の姿を見て、良はこの事件に何かが潜んでいる事を感じる。事件後は立ち入り禁止となってしまった屋上に良が立っていた時、自分を伺う女子生徒の姿を認める。良は女子生徒の後を追いかけるが、教師に阻まれて屋上に立ち入った事を咎められてしまう。しかし良は教師から女子生徒の名前を聞き出す事が出来た。笠井美代子（三吉彩花）、それは達也の葬儀で気を失ってしまった女生徒だった。
最近では教師役もこなすようになった三浦だけに、ファンにとっては久々で貴重な高校生役だと言える今回の物語。学校を舞台にメインキャストは全て高校生という点がこれまでの作品とは趣を異にする。ミステリーを下敷きに、高校生特有の若い感性から来る人間関係の揺らめきによって更に謎が深まっていく。今回のストーリーを表す一文字の漢字は「嘘」。誰のどんな嘘が事件に散りばめられているのだろうか。
ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」は30日（木）よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。フジテレビオンデマンドでは前回までの放送が見逃し配信されている。
東野圭吾ミステリーズ‐フジテレビ
東野圭吾ミステリーズ‐フジテレビオンデマンド
