終わっていない事件と悲しい死体…「サイン」第13、14話あらすじとダイジェスト映像!

2012年09月03日14時50分ドラマ
(C)SBS

20年前の連続死亡事件の被害者はすべて火葬されたということだったが、その中で一人の遺体だけは火葬されずそのまま埋葬されており、年月を重ねた遺体は腐敗しておらず、ほぼ原形を保っていた…YouTube Ponycanyonチャンネル「サイン」ではダイジェスト映像が公開されている。今回は、第13話と14のあらすじを紹介。【「サイン」を2倍楽しむ】では、事件ごとにまとめてあらすじと見どころを紹介しているコーナーもあります。ネタバレなどが気になる方はそちらをどうぞ。

第12話では、これまで手段を択ばない冷酷な人間だと映っていたミョンハンが、20年前までたアツい正義感に燃える人物だったことが明らかになった。20年前同僚のカン先生が過労死し、韓国の科捜研に絶望したイ・ミョンハンは米国に留学。前院長チョン・ビョンドは一人途方に暮れた。そんな時ハニョングループでの事件が起こり、検視の捏造を頼まれたビョンドは見返りとして科捜研のシステムを支援すると約束してもらったのだった。
今回の事件はまさに20年前につながる事件。埋葬されずに残っていた遺体が原型を保っていたのは、アンチモンの毒性のため。ダギョンは検視の結果、アンチモンによる中毒死と特定した。検察はチョン社長のオフィスを捜索して証拠のアンチモンを見つけチョン社長を逮捕。
だが起訴の是非は検察市民委員会に託されることに。もしダギョンの検視が正しければ、ビョンドや科捜研の権威も失墜することになる。そして、その審判はジフンに託されることになる。はたしてジフンが下したのは…。

■第13話 初めての過ち
検察市民委員会で証人として現れたジフンは、ダギョンの証言を覆し、死因を自然死と証言、チョン社長は不起訴となる。ビョンドの秘密を守るため本意を曲げたジフンに、ミョンハンは科捜研の権威を守ってくれた、と礼を言うが、ジフンは連続変死事件の解明自体は諦めていないと話す。ダギョンは、そんなジフンを信じて付いて行くのだった。
ジフンは5人目の犠牲者の様子がおかしいことに注目し、違う毒物テトロドトキシンを使ったと推察する。
しかし、毒物を特定した矢先、亡くなった女性社員の婚約者チョロンがチョン社長を道連れにして死亡する。ジフンは、2人の犠牲者を出した罪悪感に心を痛め、辞表を出して姿をけす。
野党議員がソ事件の再調査を訴え、真犯人を巡ってマスコミが騒ぎ始める。そんな中、サムソン刑務所に服役中のスジョンは身に危険を感じ、イハン刑事に面会に来てほしいと連絡する。果たして何を告げるつもりなのか?
一方、ジフンの行方を探し続けたダギョンは、田舎のテバン里という村に向かう。ところがその村に到着したダギョンは、村のただならぬ雰囲気を感じるのだった。

サイン■第14話 終わっていない事件
何やら異様な雰囲気のただようテバン里で、散歩に出かけたダギョンは少女を追いかけ、ある家に迷い込み、そこで老人の遺体を発見した。しかし、ジフンたちの車はパンクさせられ携帯電話もつながらない村で、警察に通報することもできなかった。
遺体は民宿の経営者で自然死。しかし貧しい村の人々が、この死を生命保険を目的に死亡届を偽っていたことがわかる。ジフンは彼らの様子から、近くの工場が原因と見られる、汚染の中毒症が起きていることを察する。そして、彼らの生活は、保障金によって守られることに。ジフンの一連の行動を見ていたダギョンは、改めてジフンに科捜研に戻ってほしいと頼むが、法医官を辞める決意が固いジフンは最後にソ事件だけは解決させたいと話す。
そのころ、真犯人の身代わりで刑務所入っていたスジョンが事故死する。彼女はイハン刑事にすべてを告白するつもりでいたが、イハンたちよりも先にソヨンがスジョンに面会し脅迫したため、イハンは何も聞きだすことができなかったのだ。ウジンからスジョンの剖検を依頼されたジフンは、感電死と判断。さらに、イハンがスジョンの残した手帳を入手し、ソ事件はソヨンらによる共謀と判明する。ジフンたちはスジョンの無罪を明かすため、証拠探しに乗り出すが、チョン検事からの情報が、チャン弁護士に漏れて証拠の隠滅をされてしまう。この事件にチャン弁護士がかかわっていることにミョンハンが気づくが…

■見どころ
誰よりも死体に正直に、どんなものにも惑わされず死者の最後の言葉を見つめてきたジフンが、恩師の名誉のために、初めて偽証をする。このことでジフンは大きく傷つき、その分ソ事件だけは、なんとしても自分の手で解決しようとする。今回のジフンの苦悩の深さが、最終回へとつながるのでお見逃しなく。
また、ジフンとダギョンが師弟関係から大きくラブへと発展しない中で、チェ・イハン刑事とチョン・ウジン検事の上司と部下の関係は、大きく進展し、ラブラインの乗るのでこちらもチェックをお忘れなく。

BS朝日「サイン」
YouTube Ponycanyonチャンネル「サイン DVD-BOX Ⅰ&Ⅱ」

【「サイン」を2倍楽しむ】では、事件ごとにまとめてあらすじと見どころを紹介しているコーナーもあります。

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■作品紹介
・韓国放送:2011年
・放送局:SBS
・話数:全20話
・キャスト:パク・シニャン、キム・アジュン、チョン・グァンリョル、オム・ジウォン、チョン・ギョウン
・監督:チャン・ハンジュン、キム・ヨンミン、キム・ヒョンシク
・脚本:キム・ウニ
・チャン・ハンジュン