「東野圭吾ミステリーズ」第9話は広末涼子主演「結婚報告」コミカルな中に進む異色ミステリー予告動画-フジ
9月6日、フジテレビのドラマ「東野圭吾ミステリーズ」は第9話「結婚報告」を放送、広末涼子が親友の結婚報告の手紙の謎を追う素人探偵を生き生きと演じる。共演にはプライベートでも広末と仲良しだという山口紗弥加に加えコメディで抜群の存在感を放つ大倉孝二ときたろうも入り、人間模様に潜むミステリーを軽快に描く。
主人公の飯田智美(広末)は30歳直前、失業中。3年前に勤務していた出版社が倒産したことで派遣会社に登録して仕事を続けていたが、その契約が半年前に終了して以来希望する仕事が見つからずストレスはたまる一方。そんな時、短大時代の友人である山下典子(山口)から一通の手紙が届いた。そこには典子が結婚した事を知らせる内容が綴られていた。ついつい自分の境遇と比べて素直に祝福できない智美だったが、そこに同封された一枚の写真を見て愕然とする。彼と写したものだとする写真に写っていたのは見知らぬ男女。男性を知らないのはともかく、その隣にいる女性は見ず知らずの、まったく記憶にない顔だった。いくら10年近く会っていないとはいえここまで変貌するわけもなく、この女性は明らかに知らない人物。手紙に書かれた典子の携帯番号に電話するものの通じず、謎は深まるばかり。そこで智美は失業中なのをこれ幸いと典子に会いに行く事を決意。典子の住まいには生憎誰もいなかったが、丁度隣家に住む桜井祐二(平岳大)が帰宅した。智美は典子からもらった二人の写真を見せて尋ねると、ここは確かに夫妻の住まいだと桜井は答える。しかし挙動不審の智美を見て桜井は怪しみ始めた。仕方なく自分の連絡先のメモを残して智美は去った。その時智美は自分を見つめるいやな気配を感じていた…
今回のドラマを表す漢字は「疑」。一組の夫婦のイザコザに巻き込まれてしまった騒動は拉致監禁にまで発展してしまう事件となるが、そこに登場する人々は真剣ながらもそれ故に微妙なおかしみをかもし出す。確かにミステリーでサスペンスなのだが、何故か可笑しい、そんな不思議な作品に仕上がっている。典子の夫役で出演の大倉は、共演のきたろうから大倉がモテ役設定である事を突っ込まれたと笑ってインタビューに答えているが、個性的な三枚目役の多い大倉がどんなモテ役に扮しているのかも大いに注目したい。
ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」は6日(木)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。フジテレビオンデマンドでは前回までの放送が見逃し配信されている。
東野圭吾ミステリーズ‐フジテレビ
東野圭吾ミステリーズ‐フジテレビオンデマンド