パク・シフ、両班スンユからダーク・スンユへ…「王女の男」第10話見どころと前回あらすじ、予告動画

2012年09月08日17時09分ドラマ
(C)KBS

前回の第9話で、ミョンが、ジョンに頼まれてスンユを逃がしたのは、逃げたスンユの後をつければ、殺し損ねた父キム・ジョンソの元にたどり着けるという罠だった…明日9日(日)放送の第10話では、これまでの小粋な両班スンユではなく、復讐に燃えるダーク・スンユとして全く違うイメージのパク・シフが登場!番組サイトには、前回ダイジェストと第10話予告動画が公開されている。見逃した回のある方は、【「王女の男」を2倍楽しむ】で、全話のあらすじと見どころを紹介しているので参考にされたい。今回は第10話のあらすじを紹介するが、視聴前にあらすじを知りたくない方は、「見どころ」だけを先に読んで、「あらすじ」は視聴後にどうぞ。

また、6日(木)に放送した「王女の男」特別番組を見逃した方は、明日9日(日)午前10時00分よりNHKBSプレミアムにて、再放送するのでお忘れなく!では、前回の簡単なあらすじからどうぞ。

一切のかたをつけた首陽(スヤン)大君は、キョンヘ王女の私邸にいる王の元に謀反の報告に行く。もちろん「キム・ジョンソが謀反を起こした」としてだ。「逆賊キム・ジョンソを断罪してきたために、兵を伴っています」という首陽は、「逆賊を庇うのなら生かしておかぬ」と言う目でキョンヘたちを一瞥し、幼い王を王宮に連れ戻した。これで王は、キョンヘとジョンから隔離され首陽という駕籠の中にとらわれたも同然。

スンユがジョンの元にたどり着き、「スヤンの謀略だ。父は生きている」と告げるが、王に会いに行く途中ミョンと出会ってしまった。
尾行されたスンユは首陽の手の者に襲われ、父ジョンソともども斬られてしまった。「首陽よ。命果てるとも許しはせぬ!」という父の最期の言葉を聞きながら意識を失ったスンユ。その場にミョンがやってきてスンユを山に運ぶが、さすがに友の首をはねることはできず、息のあるスンユをそのままにして去っていった。

■第10話 「命を賭けた恋」
端宗王は、首陽たちの意のままに、「首陽を領議政に据えて、残党を一掃する」と発表させられる。
一方、意識を取り戻したスンユは、逆賊として父の首がさらされているのを見て、首陽を討とうと私邸に向かう。
朝廷を掌握した首陽は、これを世間に知らしめるため、宮殿から行列をなして帰宅。キョンヘ王女の「スンユも死んだ」という言葉を信じるセリョンは、抜け殻のように家族たちとともに帰宅する父首陽を待っている。そこにスンユが現れ、首陽を待つ家族の中にセリョンの姿を見つけ動揺する。すぐに目的を果たすべく首陽に斬りかかっていくが、護衛していたかつての友シン・ミョンに阻まれ捕らえられてしまう。生きていたスンユに驚く首陽だが、それ以上に取り乱したのはセリョンだった。
牢に囚われたスンユは、混乱する頭の中で、「あの娘が長女ね」と、セリョンを見ながら噂する民たちの言葉を思い出していた。

一方、アンピョン大君も捕まり、スンユも捕らわれたことで最後の望みもつい果てたキョンヘとジョンは、首陽大君のもう一人の弟、クムソン大君の「タンジョン王を信じる者を集める」と言う言葉に勇気づけられる。

首陽はすぐにスンユの打ち首を命じる。さあ、それを知ったセリョンが必死にスンユの処刑を取りやめようと動き出す。どこまでも強引な父首陽の前に、セリョンはいったいどんな方法で愛するスンユをまもろうとするのか?一人、また一人と処刑が執行される中、スンユの処刑の番が来た!

王女の男■見どころ
第10話冒頭の首陽を出迎える場面での、スンユとセリョンの再会の場面に注目。パク・シフのダーク・スンユぶりも凄いが、セリョンを演じたムン・ジェウォンの茫然自失の演技、狂ったようにスンユを求める演技が凄い。「風の絵師」での艶やかな妓生チョンヒャン役、「華麗なる遺産」の身勝手な母に苦しめられたスンミ役…これまでのどの役とも違う本作のセリョン役は、彼女の演技の幅をグンと広げたようだ。この後も、スンユをひたすら求め続ける彼女の切ないまでの演技をお見逃しなく。先月日本でも公開された韓国映画「神弓-KAMIYUMI-」でムン・チェウォンはヒロインを演じ、インタビューで「今の私だから挑戦できる得難い役柄でした」と答えていたが、本作のセリョンが「神弓」のヒロインの後押しをしたのは間違いないだろう。

「王女の男」第10話は、NHKBSプレミアムにて9日(日)夜9時から放送。予告動画と前2回のダイジェストは番組サイトで視聴できる。
「癸酉靖難」をはじめ、ドラマ視聴に役立つ歴史については、【「王女の男」を2倍楽しむ】の「(2)時代背景:ドラマと一緒に朝鮮王朝を勉強」で紹介しているのでチェックをお忘れなく。

NHKBSプレミアム「王女の男」番組サイト

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