「ラブレイン」にも見たユン・ソクホ監督のドラマ音楽へのこだわり!4分ダイジェスト動画公開中
チャン・グンソクとユナ(少女時代)の親子2代に亘る純愛を描いたドラマ「ラブレイン」のBSフジでの放送も、明日10日(月)は第6話、いよいよ2012年の子世代のラブラインが始まる…公式サイトの「動画」には通常の予告動画とは別に、4分30秒のダイジェスト映像や北海道撮影現場に密着した動画が公開されている。
【「ラブレイン」を2倍楽しむ】では、ドラマのあらすじや見どころ、キャストの魅力やロケ地以外にも、ユン・ソクホ監督作品と「ラブレイン」の関係についても紹介している。前回は、色の魔術師と言われるユン監督の色へのこだわりについて紹介したが、今回はドラマ音楽のこだわりについて。
韓ドラファンの間では、ドラマ本編以上にドラマ音楽の魅力にハマる方も多いようだ。
一般的にドラマ音楽の使われ方は、韓国も日本もそう大きくは変わらない。ドラマのオープニング曲やエンディング曲、そしてドラマの名場面に合わせて流れる挿入曲。こうした楽曲はドラマにあわせて新発表されることもおおく、1枚または複数ののCDにまとめられてドラマのOSTとして販売される。このOSTは日本でも人気で、ドラマ本編DVD以上の売り上げを上げることも少なくない。(今ナビコンで人気のOSTは、ナビコンセレクトショップに、まとめて紹介しているので参考にどうぞ)
しかし、ユン監督は「四季シリーズ」では、主題歌(オープニング曲やエンディング曲)、挿入曲以外に、必ずもう一つイメージ曲を使う。たとえば、「秋の童話」では映画「禁じられた遊び」の中から「Romance」、「冬のソナタ」は「白い恋人たち」、「夏の香り」ではシューベルトの「セレナーデ」、「春のワルツ」では「いとしのクレメンタイン」。そして「ラブレイン」は、もちろん「ある愛の詩」だ。
共通しているのは、イメージ曲には必ず洋楽を選んでいること。しかも世界的に超有名な楽曲を持ってくる。(もっとも「春のワルツ」は、日本放送版では別の楽曲を使用している)
以下に紹介したページからそれぞれの楽曲が試聴できるので参考にどうぞ。
(ページはすべてamazon商品ページにジャンプしますので、画面を下にスクロールして該当曲の右の「試聴する」を選んでください)
・Romance→韓国ドラマ 秋の童話 オリジナルサウンドトラック(DVD付)
・白い恋人たち→白い恋人たち~フランシス・レイ作品集~
・セレナーデ→韓国ドラマ 夏の香り オリジナルサウンドトラック(DVD付)
・いとしのクレメンタイン→野ばら/ウィーン少年合唱団ベスト
・ある愛の詩→ラジオ深夜便 にっぽんの歌こころの歌-ある愛の詩(14)
これこそがユン監督の音楽のこだわり。韓国の音楽が素晴らしいことは周知のことだが、ドラマ作りに完璧を目指すユン監督は、世界的に有名な楽曲を持ってくることで、作り手が伝えたいドラマのテーマを、視聴者の共通のイメージとして植えつけている。果たして監督が実際にそこまで計算したかどうかは別にして、仮にここに挙げた映画や楽曲を知らなくても、これだけ有名な曲なら、レンタルショップやパソコンで探せばすぐに音楽にたどり着き、その音楽のもつ世界観が共有できるはず。全く、ドラマファンの心理を知り尽くしたユン監督の心憎い策略だ!だからユン監督作品はやめられない。
これに関しては、「韓流コーナー」でもっと詳しく掘り下げて紹介しているので、興味のある方は節句をどうぞ。⇒韓国ドラマを楽しむ-四季シリーズ
ドラマ「ラブレイン」は、2012年9月現在BSフジにて毎週月曜日18:00~18:55に放送、見どころ画像や放送日時の確認は番組公式サイトで、予告動画は日本公式サイトで公開されている。
【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で詳しいあらすじや見どころをはじめ、ドラマを楽しむためのいろいろな情報を紹介しているのでチェックをどうぞ。
「ラブレイン」を2倍楽しむ
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「ラブレイン」公式サイト(日本版予告編)
YouTube|We love K ラブレイン撮影現場密着!!
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BSフジ「ラブレイン」
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