討入りの夜、典膳と安兵衛の命運やいかに…ドラマ「薄桜記」最終回予告と出演者PR動画、前回のあらすじ‐NHK

2012年09月21日10時27分ドラマ

9月21日、NHK・BSプレミアムの時代劇「薄桜記」は最終回を放送、吉良家討入りの最大の障壁と見られる丹下典膳(山本耕史)を暗殺するように堀部安兵衛(高橋和也)は命じられる。互いを思う気持ち以上に敵味方に別れてしまったしがらみはどうする事も出来ず、討入りの日は刻々と迫ってくる。
<最終回みどころ>
時代劇屈指の人気タイトルである「忠臣蔵」を吉良方に就いた男の視点で描いたドラマもついに最終回を迎える。ジェームス三木による久々の本格派時代劇は、セリフの美しさも一つの見どころとなっている。深い思いを少ない言葉で語る役者たちにも大いに注目だ。多くの人が知る討入りの舞台裏で繰り広げられた人間模様を見守りたい。

■第10回「遠い春」
典膳は吉良家で上野介(長塚京三)に特に目を掛けられており、上野介は遺言にも典膳を仕官させる旨を記す程だった。そして千春(柴本幸)とは春が来たら再び一緒になるようにとも気にかけていた。その反面、吉良家古参の家臣から典膳は疎まれる存在にもなっていた。ある日、行方をくらましていた安兵衛が町人に姿を変えているとの目撃情報が入り、典膳は堀内道場へ安兵衛の近況を聞きに行く。安兵衛の事は知らないと通す道場主らを前に、典膳は討入りは道理に叶っていないことや安兵衛への想いを語った。すると奥から駆けつける人があった。安兵衛である。道場主らは折角匿っていたのに恥をかかせたと安兵衛に激怒するが、安兵衛は仇討ちなどはしないと典膳の前に頭を下げる。典膳はもし討入りがあった場合は真っ先に安兵衛を斬ると告げて去っていった。
その後、白竿屋長兵衛(高島政信)を介して安兵衛が典膳に面会を申し出てきた。白竿屋で対面した2人は「もしもの話」として討入りについて語る。安兵衛は御公儀に働きかけても何も出来ない、浅野家の無念を晴らすためには上野介の首を取った後に皆で切腹するしかないと訴えた。そして世間は浅野家の討入りを大いに讃えており、それに歯向かう典膳こそが犬死にとなってしまうと続ける。浅野家が恨むべきは御公儀の誤った裁きであるとの考えは変わらない典膳であったが、世間の声も認めざるを得なかった。そんな折、本所の吉良邸では千春が吉良邸の屋敷図を持ち出したと疑いを掛けられる。しかし程なくして別の奥女中の仕業と分かり、その女中を捕らえるも尋問の最中に自害されてしまう。典膳はいよいよ討入りの時が近いことを悟るのだった。


BS時代劇「薄桜記」最終回は27日(金)よる8時から放送。予告および山本耕史と柴本幸によるPR動画はドラマ公式サイト「次回予告」で視聴出来る。第10回「遠い春」のオンデマンド配信購入期限は9月28日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。


薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記

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