宮部みゆき原作滝本美織主演「パーフェクトブルー」主題歌は紫咲コウの豪華ドラマ予告動画-TBS
10月8日からTBSにて「パナソニックドラマシアター パーフェクト・ブルー」がスタート、女性ばかりの探偵事務所を舞台にした1話完結ミステリーが始まる。大人気作家の宮部みゆきの長編デビュー作品を原案に、社会派の視点をそのままに大胆なアレンジを加えた物語となる。
ドラマは宮部のデビュー作品と、その作品の登場人物たちで書かれた短編集「心とろかすような-マサの事件簿」の2作品がベースになっている。これまでにも映像化されているが、地上波局でのドラマ化は初となる。探偵事務所の調査員には、主人公の滝本以外にも協力なキャストが揃った。財前直美、根岸季衣、平山あや、白鳥久美子(たんぽぽ)というかなりバラエティーに富んだ個性派が集結している。そして寺脇康文が事務所近くのバーのマスターという役どころで出演するのも面白い。これまで刑事ドラマで定番だった小料理屋の女将ポジションの男性版というわけだ。そしてストーリーテラーとして、事務所の用心棒であり元警察犬という経歴を持つマサが選ばれたのもこのドラマの特徴だ。犬目線ながらも警察犬というキャリアを積んだツワモノだけに、その観察眼にも期待したい。マサの声を担当するのは船越栄一郎。
滝本美織は2003年にアイドル歌手ユニットのメンバーとしてデビュー、その後女優に転身し2010年下半期のNHK連続テレビ小説「てっぱん」のヒロインを務めたことで知名度を獲得した。その後人気韓国ドラマ「美男ですね」のリメイク版で民放初主演という気鋭の若手女優だ。このドラマのPRも兼ねて今月22日には東京都港区の赤坂警察署にて一日警察署長を務めたことで話題となった。今回の作品では犬を相棒にした新米探偵という役柄に大いに張り切りを見せている。
この作品のもう一つの話題は、今年で音楽活動10周年となる紫咲コウが新曲「My Perfect Blue」を主題歌に提供したことである。ドラマタイトルをイメージして書き下ろした作品だけに、物語の世界観とどのようにリンクしているのかも興味深い。ドラマと主題歌、どちらも話題豊富なタイトルとして注目される。
「パナソニックドラマシアター パーフェクト・ブルー」は10月8日(月)よる8時からスタート。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
パナソニックドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』|TBSテレビ