英雄がもたらした高麗分裂の危機…「万歳事件~玉座を賭けて」まで「太祖王建」第171~175話のあらすじと関連動画
前回は、後継問題で後百済が揺れたが、今回からはユ・グムピルのことで高麗が分裂の危機に落ちる!第171話~175話までのあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。
テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!今回はテレビ放送の155~159話までの紹介となります。なお、オリジナル話数200話を180話に編集しで放送予定だったBS朝日の「太祖王建」は、184話に変更されました。
■第171話「万歳事件」
シンゴムの陣営に到着したキョンフォンは、怒りをあらわにし、来られなかったのではなくわざと来なかったのだと、シンゴムをなじる。シンゴムはキョンフォンの前に頭を垂れるしかなかったが、部下のヨムフンがシンゴムに手紙の残して高句麗に帰服したため、彼もまた怒りを抑えることが出来ない。
古昌(コチャン)戦での勝利によって再び三国の覇者の地位に立ったワンゴンは、新羅から徐羅伐(ソラボル)へ招待されるとともに、太子問題を通じた内紛に揺れる後百済から投降してきたヨムフンを迎え入れる。そんな中、ワンゴンは西京へと巡行に出向くが、その途中でユ・グムピルを慕う蛮族の酋長らが、ワンゴンの面前でユ・グムピルに万歳を唱えてしまう。ワンゴンは取り立てて気にしなかったが、このことが朝廷で反逆罪に次ぐ大罪と問題視される。そんな中、ワンゴンは再び新羅から招請を受け、新羅の都である徐羅伐へと向かう。新羅では敬順王がワンゴンにひれ伏して礼をする。
■第172話「皇帝の罪」
ワンゴンを招いて盛大な宴会を開いた新羅の敬順王は、太子の猛反対にも関わらず、ワンゴンに国を捧げると言う。もう新羅には領土も軍もないのだ。しかし、ワンゴンはそれを固辞する。それでも敬順王は引き下がらず、結局ワンゴンは軍を引き受けることになる。これで新羅は、実質上高麗の属国となった。
一方、ワンゴンが松嶽に戻ると、朝廷ではユ・グムピルに対する官職剥奪を求める声が高まっていた。困惑するワンゴンに対しチェ・ウンは、今回の事態はワンゴンがユ・グムピルをひいきしたことが原因だと諫め、二度と臣下の分裂が起こらないよう無言の警告を出すため、流罪に処すことを勧める。悩むワンゴンだが、結局はこれに従い、ユ・グムピルを解任、流刑に処す。
■第173話「秘めた怒り」
鵠島(コクト)に流されたユ・グムピルは、その地で蛮族の酋長らと共に、こっそり新たな軍事拠点を築いてゆく。一方、ユ・グムピルを高く評価しているワンゴンの、厳しすぎる処置にどことなく違和感を覚えていた。ワン・シンニョムやホン・ユらは、ワンゴンの真意に気付いて狼狽する。その頃、太子問題に揺れる後百済では、ヌンファンがチェ・スンウのもとを訪れ、シンゴムに最後の機会を与えてくれるよう懇願する。キョンフォンもすでに66歳。キョンフォンは心の中でほぼ後継者をクムガンに決めていた。
そんな中、ワンゴンは、ワン・シンニョムとホン・ユを呼び、ユ・グムピルの件で釘を刺す。
■第174話「尽きた命運」
ワンゴンは、ワン・シンニョムとホン・ユを諭し、自らもまたユ・グムピルを優遇したことを跪いて詫び、お互いの誤解を晴らす。これにより和解し、国の分裂を防ぐことができた。ユ・グムピルは流刑地の鵠島を後百済から戦争を守る戦略地点として、罪人ではあるが部下を集めて水軍の整備をする。一方、体調を崩して病床に臥すチェ・ウンだが、チェ・スンウも占いによってチェ・ウンの命運が長くないことを知る。
キョンフォンに呼ばれて大殿に入ったチェ・スンウは、礼成江(イェソンガン)の奇襲作戦を提案する。これにはキョンフォンも大賛成。しかし、チェ・スンウがこれをシンゴムに任せるよう進言するや、キョンフォンは激怒。しかし、チェ・スンウが同行することで、しぶしぶこの提案を受け入れる。
■第175話「玉座を賭けて」
キョンフォンはシンゴムに、礼成江の奇襲でワンゴンの首を取ってきたら玉座を渡すと宣言し、息子への愛憎入り乱れた思いを切々と語る。しかし、負けたら帰ってくるなとくぎを刺すことは忘れない。やはり、心底ではシンゴムを許せないキョンフォンで、内心ではクムガンならこれを見事に成功させるだろうと考えているようだ。
チェ・スンウとシンゴムの指揮のもと、礼成江奇襲作戦の準備を着々と進める後百済軍だが、同じ頃、高麗では、病状が悪化したチェ・ウンが第一線から退き、ワンゴンは再び西京へと視察に出向く。そんな折、シンゴム率いる後百済軍艦隊は、ついに準備を終えて出陣し、商船に偽装して礼成江へと潜入する。礼成江は、海と川がつながっていて高麗の首都の松獄(ソンアク)に続く。つかの間の平和を破る戦いの始まりだ。
今回は、国のピンチに際した際のキョンフォンとワンゴンの対応の違いに注目しよう。新羅での蛮行と後継問題で失敗したキョンフォン。これに対してワンゴンは、ユ・グムピルのことで国が分裂しそうになったとき、部下を諭すだけでなく自らの非を認め跪いて謝罪した。ここに大きな違いが出た。さあ、この後はチェ・スンウとチェ・ウンの最後の頭脳戦が見られるのでお楽しみに。BS朝日では、全200話の「太祖王建」のオリジナルを当初180話で放送する予定だったが、このたび184話に変更となった。
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ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。
BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
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