18日、山本耕史主演、忠臣蔵外伝「薄桜記」をアンコールに応えてNHK総合で再放送!予告動画と見逃し配信
今年7月から全11回で放送した、NHK・BSプレミアム時代劇「薄桜記」が、大好評につき、明日18日からNHK総合チャンネルで再放送される!予告動画は番組サイトで、NHKオンデマンドでも見逃し配信もしている。主人公を演じるのは山本耕史、共演者に長塚京三、津川雅彦、草刈正雄、江守徹といった大御所が揃う豪華なキャスティング。ナビコンの【「薄桜記」を2倍楽しむ】で詳しく紹介しているので、ドラマ視聴にあわせてチェックをどうぞ。
「薄桜記」は、日本人にこよなく愛される時代劇「忠臣蔵」を、討たれる側である吉良側の武士を主人公にした物語。原作は五味康祐による同名小説。同世代の俳優の中でも時代劇では右に出るものがいないキャリアと実力を持つ山本耕史が主人公の丹下典膳を演じる。親友の堀部安兵衛を人気ドラマ「テンペスト」で尚育王を演じた高橋和也が担当。丹下は、旗本大身で一刀流の達人であり、同輩の尊崇を一身に集める高潔の士だったが、妻を守るために片腕と家を失い、浪人に身を落とし、後に吉良上野介(長塚京三)の用心棒となる。一方、堀部安兵衛は、一介の浪人から叔父の敵討ちで名を上げ、播州浅野家に婿入りを果たす。タイトルの“薄(すすき)”と“桜”は、この二人をなぞらえている。堀部は、丹下の清冽(せいれつ)な生きざまに惹かれ、二人は友情を築く。しかし浅野家の不幸から二人は敵味方となり対決する道を迫られる。小説は、1959年に森一生監督、市川雷蔵と勝新太郎が主演で映画化された。
明日から再放送するドラマ版では、親友2人の悲しい対決と、丹下が、離別してもなお思い続ける妻・千春とのラブストーリーをジェームズ三木の脚本で丁寧に描いている。千春役を担当したのは、大河ドラマ「風林火山」の由布姫で華々しいデビューを飾った柴本幸。他にも忍成修吾、石垣佑磨らの人気若手と葛山信吾、高島政信といった顔ぶれが加わる。女性キャストには萬田久子、かとうかず子、檀ふみ、ともさかりえらが揃い、見応えのある役者ばかりが一堂に介した。更に、第7回のゲストキャストとして、なんと浅野内匠頭をオードリー春日が演じて話題をさらった。これまで人気の名優が中心に演じてきたこの役を春日がどう演じるのか、こちらもお見逃しなく。
ドラマの見どころは、妻を守るために片腕と家を失い、浪人に身を落としながらも武家社会の中で己を律する事で不遇をかこちながらも妻への愛を一貫して貫く丹膳の愛と、殺陣の腕前には定評がある山本のアクション。右腕だけでどのような華麗なアクションをお見逃しなく。
時代劇らしい殺陣と、至高のラブストーリーとが楽しめる「薄桜記」のアンコール放送は、NHK総合にて毎週木曜日夜8時から、NHKオンデマンドでも好評配信中。
薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記