運命の出会いと大火の夜の悲劇…山本耕史主演「薄桜記」第1話あらすじと予告動画、ヒロイン紹介-NHK
忠臣蔵外伝「薄桜記」が、いよいよ今夜(18日、木)8時からNHK総合で再放送開始する!注目の第1話は、主人公の丹下典膳(山本耕史)と上杉家家老の娘・千春(柴本幸)との出会いから、二人を引き裂く悲しい事件までを描く…番組サイト「番組の見どころ」では、番組紹介動画が公開されている。本作は、NHK・BSプレミアの時代劇枠で今年7月に放送しており、当時の放送にあわせて全話のあらすじと見どころをナビコン【「薄桜記」を2倍楽しむ】で紹介しているので、参考にどうぞ。NHKオンデマンドでは見逃し配信をしている。
■第1回あらすじ
桜の頃、祭の夜桜を見に来ていた旗本の丹下典膳(山本耕史)は石段から足をすべらせた上杉家家老の娘・千春(柴本幸)を助けたが、二人は名も告げないまま別れるのだった。道場でも一二を争う剣豪の典膳は、ある日道場入りを志願してきた中山安兵衛(高橋和也)という男に目を掛け、見習いとして道場で世話をするように取り成す。その後典膳に縁談が振って湧き、言われるままに祝言を挙げることとなったが、その相手こそが千春だった。始めは自分が助けた娘と気付かなかった典膳だったが、祝言の途中で気がついたという千春と語らううちに、親の言いつけで結ばれた仲ながら二人は深い絆を感じる。典膳の母・ぬひ(檀ふみ)も千春を気に入り、幸せな新婚生活が始まった。
しかしその矢先、典膳は二年の大阪勤番を言いつけられる。夫婦になってわずか一ヶ月での別れに心は引き裂かれんばかりの典膳と千春だったが、典膳は大阪へ旅立った。千春は典膳の留守を守り、ぬひを立てて慎ましく暮らしていた。そんな折江戸に大火が起こり大騒ぎとなる。火事の混乱の中、千春へ思いを寄せていた長尾家に仕える瀬川三之丞(石垣佑磨)は千春を手篭めにしようと襲い掛かる。
■見どころと豆知識:千春紹介(1983年10月18日生、170㎝、O型)
佐野元彦PNHKエンタープライズ)は、「今、必要とされているドラマは、きっちりと、「愛」と「誇り」が描かれたもの」という信念の元、本作の制作にあたったとインタビューで答えているが、第1話はまさにその「愛」が実る場面。丹下の愛を一心に受けることになる妻・千春を見て、ドラマファンは有名な女優の面影を探すのではないだろうか?
演じたのは柴本幸。父は俳優の柴俊夫、母は女優の真野響子、叔母は女優の眞野あずさという芸能一家の中で育った彼女は、大学(慶應義塾大学文学部)の演劇サークルで活動するなど、芝居に触れていた。大学卒業後は迷うことなく女優の道に進み、NHK大河ドラマ「風林火山」のオーディションを受け、100人を超える激戦のなか、みごとヒロイン・由布姫役の座を射止めたシンデレラガール。候補者の中から合格。大河ドラマで徹底的に鍛えられた、時代劇の所作やセリフ回しは、もはや時代劇女優としての風格さえ感じられる。身長も170㎝と長身で、180㎝近くある山本との、夜桜の出会いは人形のように美しい。まず第1話は、ドラマの映像美を堪能されたい。
「薄桜記」のアンコール放送は、NHK総合にて毎週木曜日夜8時から、NHKオンデマンドでも好評配信中。
薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記