消奴部のクーデター!敵は玉座に…豆知識:蚩尤天王「広開土太王」第41~45話あらすじ、見どころと予告動画
いよいよ国相ケヨンスたち消奴部の勢力がクーデターを起こす!タムドクはこれを食い止めることができるのか?トヨンとの再会は…第41話からは、激しいアクションと父子の愛憎が渦まく!TSUTAYA韓流通信のサイトで予告動が視聴できる。BS日テレ番組サイトには、相関図が公開されているので参考にどうぞ。
■41話:謀反の前夜
馮跋がタムドクを捕えようとしたその時、皇帝、慕容垂が現れ、タムドクの無罪を発表する。タムドクの潔白は証明されたものの、真犯人の究明とトヨンの発見は叶わぬまま。タムドクはなおもトヨンの痕跡を必死に探す。そんな時、崖でタムドクはあるものを見つける。
その頃、国内城では、高句麗を戦争から救うという名目で、国相ケヨンスを中心とする勢力がついに決起する。ケヨンスからタムドクを見捨てるという密書が届き、慕容垂はこの密書をなんとタムドクにみせる。高句麗の内紛は後燕にとっては大歓迎。ケヨンスの謀反を伝え聞いたタムドクは、高句麗への帰途を急ぐ。
タムドクを救ったのは妹のタムジュ。前夜に慕容垂を訪ねての強気の発言は、さすがタムドクの妹。お騒がせの慕容宝にも堂々とお灸をすえるのでお見逃しなく。ところで、タムドクが崖で見つけるのは、トヨンとの絆を深めた靴。第31話:婚儀問題で登場。ここでタムドクはトヨンの深い愛を知ったのだった。ケヨンスと言えば、そんな愛する妻の父にして、親友コウンの父でもある。果たしてどんな決着がつくのか?
■第42話:安市城
王宮を掌握したケヨンス一派は、敵対するケピルやコチャンを捕えて罪人に仕立て上げる。ファンフェ副将が王と王妃を連れ、なんとか逃げ延びる。そのころ、トヨンは命を救ってくれた百済のアシンたちに別れを告げ、懐かしい高句麗への帰路についた。一方、ケヨンスはタムドクを逆賊と知らしめ、各地の城主たちに、タムドク成敗を指示し手柄次第で地位と領地を与えるとの伝令を出す。密命を受けた安市城主ヘモウォルは、国内城への道を急ぐタムドクを捕えようとするが、ソルチの助けにより、逆にタムドクが安市城の制圧に成功する。城主の執務室でタムドクはあるものに目をつける。
ファンフェ、そして天軍たちの見事な忠心。これこそ、タムドクがファンフェを残した理由。毎回素晴らしいアクションが続く中、タムドクの落馬シーンも凄いが、まるででんぐり返るような馬が凄い。また、相変わらずソルチのブーメラン剣は決まっていて、サガリョンのキレのあるアクションは見ごたえたっぷり。しかし、今回一番のお手柄はヨソッケ。果たして彼がどんな手柄を立てるのかお見逃しなく。一方、トヨンをたすけたアシンだが、見送るトヨンを見つめる眼差しが何とも柔らかい。どうも気になる視線だ。
■第43話:高句麗の夢
安市城の執務室で高句麗の祖先神話の蚩尤(チウ)天王の絵(豆知識で説明)を見たタムドクは、ヘモウォルの説得を試みるが、結局ヘモウォルに捕えられ、国内城へと護送される。しかし護送された中に、タムドクに仕えると言ったソルチの姿がない。果たしてソルチはいずこへ…。そんな中、ファンフェは市中で、ケヨンス一派がタムドクを斬首すると公示したことを知る。戻ったファンフェの様子がおかしいことに気付いたイリョン王が、この事実を知る。この公示を出すことで、身を隠した王をおびき出そうとしている魂胆は見え透いてはいるが、王妃の「王を生むのが天なら、子の命を守るのが父母の役目…」と言う言葉に王は悩む。
目的達成直前、玉座を見るケヨンスの満面の笑みが、彼がどれほどこの座を渇望していたかを表しているのでお見逃しなく。そして今回も大活躍するのがソルチ!アクションはもちろんだが、今回初めて女装を披露。ソルチは女性だから、“女装”と言うのもおかしな話だが、とにかく久々に美しく装ったキム・ジョンファの姿をお見逃しなく。
■第44話:決戦の時
ヘモウォルは高句麗を裏切ってはいなかった。タムドクを国内城まで無事に連れ帰り、共にケヨンスを倒すつもりだったのだ。高句麗の内乱を知った後燕では、タムドクの最期を確信するが、敵ながらタムドクに一目置く皇帝、慕容垂は、最後までわからないと高みの見物を決め込む。一方、ケヨンスはヘモウォルの魂胆を見抜き、彼の兵を城内から締め出し、タムドクとともに彼をも謀反人と見なし対峙することに。そこにイリョン王がタムドクの命を救い騒乱を集結させるため、ケヨンスの前に屈してしまう。その時、ケヨンスの配下がタムドクに矢を放ち、気づいた王妃コヤが我が子を守ろうとかばい矢に倒れる。これを見たタムドクは、怒りの剣をケヨンスに向ける。
王妃の息子タムドクを想う気持ちに感涙必至。王が捧げ持っていた玉璽とは印章のことで、いろいろな歴史ドラマに登場している。これ自体が王を象徴する神物で、通常、即位式では、先代王の遺言と一緒に引き継がれる。全ての国事に用いられた
■第45話:欲望の最期
ケヨンスが剣をタムドクめがけて振り下ろそうとする瞬間、大将軍コムの援軍が到着!長男コジン博士の命を犠牲にしてまでも止まることのないコムの攻撃に、形勢不利と見たケヨンスは逃亡。その頃コウンは、国内城へと向かっていたが途中、馮跋に出会い、「今姿を現すのは危険だ」とコウンを引き止めようとするが、コウンは振り払って国内城へと急ぐ。実父以上に信頼を寄せるタムドク。しかし、タムドクがトヨンを見捨てたとの勘違いが、コウンの心を揺らしていた。しかしその頃トヨンは、高句麗にたどり着いていたが…。観念したケヨンスは玉座の間に駆け込む。そしてコウンと最期の言葉を交わし、最後まで父の延命を望む息子を気絶させ、玉座に座り、静かにタムドクを待つ。ついに、タムドクとの死闘の果て…。
今回はものすごいアクションの応酬が続く。中でも、サガリョンと一時は共にケヨンスに仕えた仲間だったビバルとの激戦は必見。激しいアクションも見ごたえたっぷりだが、父子の葛藤もお見逃しなく。ケヨンスとコウン、ヨンドプとヨンサルタ。息子たちの嘆き、特にコウンの「父のようには生きない!」との慟哭をお見逃しなく。そして、今回のクーデターを食い止めたコム大将軍もあまりにも悲しい。長男のコジンを見捨てた形になった父を次男のコチャンは何というのか?お見逃しなく
★豆知識:蚩尤(チウ)天王って?
チウは、中国の神話に登場する戦の神。サッカー韓国代表の応援団“プルグンアンマ=赤い悪魔(Red Devils)”のシンボルマークがこれ!
檀君朝鮮の前、紀元前4000年頃に建国され、以降1500年続いたとされる倍達国(ペダル国)の14代王が、蚩尤(チウ)と言われている。この倍達国は史実とは認められていないが、韓国では史実と信じられており、朝鮮民族を「倍達の民」「倍達民族」と呼んだりする。極真空手の創始者である韓国系日本人の大山倍達の名前はこれに由来している。
ドラマ「広開土太王」はBS日テレにて、月~金の毎夕4時から放送、予告動画はTSUTAYA韓流通信のサイトで視聴できる。
【「広開土太王」を2倍楽しむ】
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BS日テレ「広開土太王-こうかいどたいおう-」番組サイト
TSUTAYA韓流通信「広開土太王-こうかいどたいおう-」
■作品紹介
・放送:KBS、2011~2012
・話数:全92話
・演出:キム・ジョンソン 「大祚榮 テジョヨン」「太祖王建ワンゴン」
・ 脚本:チョ・ミョンジュ 「ぶどう畑のあの男」「パパ3人、ママ1人」
/ チャン・ギチャン 「不滅の李舜臣」
・音楽:イ・ピルホ
・キャスト:
タムドク役/イ・テゴン…「神様、お願い」「宝石ビビンバ」「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン」
コウン役/キム・スンス…「朱蒙〔チュモン〕」「ガラスの城」
慕容宝(ぼようほう)役/イム・ホ…「大祚榮 テジョヨン」「善徳女王」
トヨン役/オ・ジウン…「怪しい三兄弟」「笑ってトンヘ 」
ヨンサルタ役/ホン・ギョンイン…「善徳女王」「プランダン 不汗党」
ヤギョン役/イ・イネ…「千秋太后[チョンチュテフ]」「ファン・ジニ」
ソルチ役/キム・ジョンファ…「風の国」「1%の奇跡」
(※下の索引から上の各ドラマ紹介ページにリンクします)
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■DVD情報
◆レンタル情報
・TSUTAYA独占 「広開土太王 ―こうかいどたいおう―」
・全40巻/本編各2話収録 絶賛レンタル中!
<DVD仕様>
2011年/韓国/16:9/カラー/片面1層/ドルビーデジタル2.0chステレオ/
音声:韓国語/日本語字幕/1話 約60分
販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
◆セル情報
・発売日:2012年8月24日
・定価(税込):48,300円
・収録時間:5060分
・組数:46枚組
・パッケージ形態:BOX
・販売元:ポニーキャニオン